2019/04/02 07:00
4月2日は現在も音楽シーンに絶大な影響を与え続けるシンガー、マーヴィン・ゲイの生誕80年。
マーヴィン・ゲイは1939年4月2日、アメリカ・ワシントンD.C.生まれ。デトロイトの名門レーベル[モータウン]の社長ベリー・ゴーディ・ジュニアにその才能を見いだされ、1961年にシンガーとしてデビューし、同レーベルの顔として活躍。マーヴィン・ゲイにとって最初の全米ビルボードNo.1ソングは、1968年発表の「悲しいうわさ(I Heard It Through the Grapevine)」。以降「レッツ・ゲット・イット・オン」(1973年)、「黒い夜」(1977年)の計3曲で全米ビルボードNo.1獲得しているほか、多数のヒット・ナンバーを輩出しており、代表曲のひとつ「ホワッツ・ゴーイン・オン」は全米ビルボード2位、「マーシー・マーシー・ミー」は4位、これらはいずれもR&Bチャート首位を記録している。
70年代後半には低迷期を迎えたが、83年にはコロンビアからリリースした「セクシャル・ヒーリング」が全米ビルボード3位(R&Bチャート1位)を記録し、シーンにカムバック。しかし、復活を果たした矢先の1984年4月1日、父親が発砲した2発の銃弾により44歳の若さで死去。この悲劇が起きたのはマーヴィン・ゲイにとって45回目の誕生日前日のことだった。
生誕80年を迎えた今年、未発表アルバム『You're The Man』がリリース。同作は1972年に発売が予定されていたもので、新たにミックスされた音源や当時お蔵入りとなったクリスマス・シングル「I Want To Come Home For Christmas」のレアなロング・バージョンなどが収録されている。
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