2019/03/04
ザ・クラッシュのヴォーカリスト/ギターとして知られ2002年12月に他界したジョー・ストラマーが、4月13日のレコード・ストア・デイに「ザ・ロックフィールド・スタジオ・トラックス」を発売することになった。
1993年にロックフィールド・スタジオで録音されたジョー・ストラマーの楽曲を2曲収録した12インチ・アナログ盤となり、A面は「フォービドゥン・シティ(デモ)」、B面には新たにミキシングを施した「クール・インポッシブル」が収録される。
この限定版12インチは黒の重量盤アナログにプレスされ、アートワークはオリジナルのオーディオ・マスター・テープの箱や、ボブ・グルーエンが撮影したジョーのポストカードをフィーチャーしたものとなるそうだ。
両曲ともストラマーがヴォーカル&ギター、ダニー・トンプソンがベース、アーロン・アームンとテリー・ウィリアムスがドラムス、トミー・マクマナモンがギター、ジェームズ・マクナリーがピアノを担当。「フォービドゥン・シティ(デモ)」はジョー自らプロデュースを手がけ、「クール・インポッシブル」はコズモ・ヴァイナルがプロデュースを行った。
リリースのキュレーションと監督はジョーの未亡人ルシンダ・テイトと、プロデューサー兼アート・ディレクターのロバート・ゴードン・マクハーグIII世が担当。両曲ともカナダ・トロントのEルームで、グラミー賞受賞歴のあるピーター・J・ムーアが修復、ミキシング、マスタリングを施している。
「ザ・クール・インポッシブル」のオリジナル・ミックスは、昨年10月にリリースされた未発表音源を収録した初の2枚組コンピレーション作品『ジョー・ストラマー001』(SICX109~10)に収録されている。これはジョーのザ・ワンオーワナーズ、ザ・メスカレロス、ソロ・アルバム、サウンドトラック向けの録音の中でもファンの人気の高い20曲に、未発表曲12曲を加えたもので、Mojo誌では“『001』は、ストラマー・ファン垂涎の作品である”、Q Magazieでは“ジョーの心を覗くことができる魅力的な洞察”と高い評価を得ている。
日本盤CD『ジョー・ストラマー001』以外に、LP3枚、7インチおよび12インチ・アナログ盤、64ページの豪華ブックレット、CD2枚、カセットを収めたデラックス・ボックスセット(完全生産限定盤 / 輸入盤 / 海外品番:IGN53BOX)、豪華CD2枚組にA4版の本が付属したデラックスCD(完全生産限定盤 / 輸入盤 / 海外品番:IGNCD53X)、重量盤アナログ(輸入盤 / 海外品番:IGNLP53X)が発売されており、現在ソニー・ミュージック・ショップで入手可能となっている。
◎リリース情報
12inch Vinyl Single「The Rockfield Studio Tracks」
IGN172T(輸入盤)
2019年4月13日発売予定
収録曲:
A. Forbidden City (Demo)
B. Cool Impossible
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