2019/02/27
『ジョアン・ジルベルト ライブ・イン・トーキョー/JOÃO GILBERTO LIVE IN TOKYO』が、全国3館の劇場にて3月8日から14日までの1週間、期間限定で上映される。
「イパネマの娘(Garota de Ipanema)」や「デサフィナード(Desafinado)」など“ボサノヴァ”の名で呼ばれる音楽の表現を、その声とギターを通じて生み出したジョアン・ジルベルト。
2006年11月に行われた東京国際フォーラム ホールAで開催された日本公演が、ジョアンの長いキャリアの中でも世界初、唯一の公式ライブ映像だ。これまで世に出ることが無かった、この伝説のライブの模様を90分の映像に凝縮。13年の時を経た今、Bunkamuraル・シネマをはじめ東京・大阪・名古屋の3劇場にて1週間限定世界初の劇場上映が実現した。
3月の上映に先駆け、小野リサ(ボサノヴァ歌手)、伊藤ゴロー(作編曲家/ボサノヴァギタリスト)、Saigenji(ミュージシャン)より、当時のライブに関しての独自の解釈やジョアンへの思いが込められたコメントが寄せられている。
そしてBunkamuraル・シネマでは劇場公開を記念して2月27日から3月14日まで劇場ロビー内にて2006年来日時のステージセットを再現したディスプレイが展開される。設置されているのは2006年の来日時にライブでジョアン本人が使っていた椅子、時計、足置きなど一般公開されることのない当時の貴重なアイテムばかり。このセットは会場入りの遅いジョアンのため当時のライブスタッフが楽屋にあらかじめ設置し、楽屋でステージの事前チェックを行い、OKが出たらそのまま移動させて本番で使用していたという貴重なものとなっている。
◎コメント
・小野リサ(ボサノヴァ歌手)
聡明な歌声、泉のように涌き出でるハーモニー、ジョアンの歌を通してあなたはどんな景色を見るのでしょう。
ジョアンの奏でる音色に、私の心は純粋無垢な赤ちゃんを見ているような優しい想いで満たされました。
・伊藤ゴロー(作編曲家/ボサノヴァギタリスト)
1曲目から催眠術をかけられたようにジョアンの世界に引き込まれる。
目に焼き付けておいた風景を思い浮かべてみる。甘ったるい風が吹くリオの街、ジャルジン・ボタニコの密林に差し込む光。ボサノヴァだ。一人一人に直接語りかけてくる特別な音楽。この映像は全ての音楽家のための貴重な財産。
・Saigenji(ミュージシャン)
至福でした。スクリーンに向かって何度も拍手してしまった。
唯一の公式映像の名に恥じない素晴らしすぎる映像だと思います!
◎上映情報
『ジョアン・ジルベルト ライブ・イン・トーキョー/JOÃO GILBERTO LIVE IN TOKYO』
2019年3月8日(金)~3月14日(木) 1週間限定
<上映劇場>
Bunkamuraル・シネマ(東京)、シネ・リーブル梅田(大阪)、名演小劇場(名古屋)
※上映開始時間は映画館によって異なります。各劇場にお問合せください。
料金:3,000円
◎主な上映演目
収録時期:2006年11月8日(水)・9日(木)
「コルコヴァード(Corcovado)」
「三月の水(Aquas de Marco)」
「デサフィナード(Desafinado)」
「瞑想(Meditaçao)」
「想いあふれて(Chega de Saudade)」
「イパネマの娘(Garota de Ipanema)」 and more…
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