2019/02/15
性的不品行疑惑をうけ、ライアン・アダムスのニュー・アルバム『Big Colors』のリリースが保留になることを、米ビルボードに対して情報筋が認めている。
先日、元妻のマンディ・ムーアや若手インディーズ・アーティストのフィービー・ブリジャーズを含む複数の女性が、アダムスからの性的嫌がらせ、精神的虐待、操作的行動について、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)で告発した。これをうけ、彼にとって17作目となるスタジオ・アルバム『Big Colors』のリリース・タイミングを見直さざるを得ない状況になったため、「アルバムは保留になっている」とその情報筋は話している。今作のリリースは、4月19日に予定されていた。
今年1月、アダムスは『Big Colors』を筆頭に、3枚のアルバムを年内に発表することを明かしていた。アルバムは自身のレーベル<Pax-Am>からリリースされ、ユニバーサル・ミュージック傘下であるキャピトル・レコーズのブルーノートが流通を行う予定だったが、レーベル・ウェブサイトで行われていたプレオーダーのページは現在削除されている。
2017年に発売され、米ビルボード・トップ・ロック・アルバム・チャート、オルタナティブ・アルバム・チャート、アメリカーナ・フォーク・アルバム・チャートで1位を獲得した『Prisoner』に続く『Big Colors』は、米NYのエレクトリック・レディ・スタジオと米LAのキャピトル・スタジオでレコーディングされ、アダムス、ドン・ウォズ、Beatriz Artolaが共同プロデュースした。
公開されたNYTの記事が、アダムスが当時未成年だったファンと性的な内容のメッセージなどを交換したと報じていたこともあり、FBIのNY支部の児童に対する犯罪を扱う捜査班が捜査に乗り出したと、現地時間木曜日にNYTは新たな記事を掲載している。これに対し、アダムスの弁護士であるアンドリュー・ブレットラーは、依頼人のアダムスはFBIを含む法執行機関からの連絡は受けていないと米ハリウッド・レポーターに話している。
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