2019/02/06
カーディ・Bが、不法滞在の容疑で拘留中の21サヴェージを擁護するメッセージをインスタグラムに投稿した。
21サヴェージは2005年に家族と一時ビザで英国から米国に入国し、そのまま不法滞在していたとされる。2019年2月3日にアメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)に逮捕された彼は、最悪の場合、英国に強制送還される可能性がある。
カーディは、Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)のバナーと“Free 21 Savage”(21サヴェージを解放しろ)というスローガンが添えられた彼の写真をインスタに投稿し、「われわれはこの状況について知り、学んだ上で行動を起こす」と綴っている。
「21は不法入国していないし、違法行為や悪さをして捕まったわけでもない!それどころか、彼は自分の人生を大きく変え、見てのとおり彼の音楽と行動はすごく前向きだ」と彼女は訴えている。
また、21サヴェージがアトランタ出身ではなかったことを批判している者たちに対し、「彼は(アトランタで)育ったし、彼の子どもたちと家族はそこで暮らしているし、地域のサポートがあってそこで爆発的な人気を博した」と彼を擁護し、自分と夫のオフセットが助けを必要としていた時に“とてもいい友人でいてくれてありがとう”と綴っている。
この投稿の数時間前にもカーディは、極右系ニュース番組『Fox Nation』の司会者であるトミ・ラーレン(Tomi Lahren)が21サヴェージ逮捕を揶揄するツイートをしたことを非難した。ちなみにラーレンのこのツイートには、ニッキー・ミナージュも痛烈な嫌味を飛ばしており、さすがにこの件に関しては犬猿の仲であるカーディと意見が一致しているようだ。
黒人の権利向上を訴えているブラック・ライヴズ・マターも、21サヴェージの釈放を求める署名活動を開始しており、彼の拘束は「一貫して歴史的に過少報告されてきた、黒人移民に対するハラスメント(嫌がらせ)とターゲティング(標的設定)である」と抗議している。
◎カーディ・Bによる投稿
https://www.instagram.com/p/BtezZiOl8f8
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