2012/09/24 16:40
2007年12月10日、ロンドンのO2アリーナで行われたレッド・ツェッペリン奇跡の再結成ライヴが映画『祭典の日(奇跡のライヴ)』の試写会と発表記者会見が、9月21日ロンドンで行われた。
全世界20ヶ国以上から駆け付けた200人を超える記者を集めた試写会の後に行われた合同記者会見は、今回の作品『祭典の日(奇跡のライヴ)』のジャケットをモチーフにした、赤いトーンの照明に黄色いレーザー光線が飛び交う大がかりなセットの中で行われ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ロバート・プラント、ジミー・ペイジが、40分ほどの会見を行った。
質問① ——2007年12月、O2アリーナでの最高の夜に関して今でも記憶に残る思い出は?
ジョン・ポール・ジョーンズ:今でも記憶に残ってること?最後までやり遂げたってことかな(笑)すごくいいショーだった。でも正直、ホッとしたという気持ちだった。
ロバート・プラント:僕だってホッとしたという気持ちがあるさ。別にそれを非難するつもりはない。でも正直な気持ちとしては、今、人生のこういう時期になって、この音楽のまっただ中に戻れたということは、素晴らしい経験だった。僕は別の角度のアプローチもしていたから、ああいう経験を通り抜けて反対側に出られたということは、奇跡に近い体験だったと思う。でもとても楽しかった。
ジミー・ペイジ:今でも覚えているのは、ステージに向かって階段を上がっていたときの事と、ショーの最後の部分だ。他の部分はあっという間に過ぎて行ったという感じ。本当に。でも、今でも覚えていることは、僕たちがやりたいと思っていたことをやり遂げられたということ。ステージに出て、あの場で演奏して、レッド・ツェッペリンを実際に観たことはないけれど、いろいろな話を聞いてきた人たちの前で僕たちがどうしてこういう存在になっているのかを示すことができたということだ。でもそれだけではなく、僕たち自身もあの晩はすごく楽しかったし、多くの人たちをハッピーにすることができたと思う。
質問②——この素敵なDVDの発売までに、なぜ5年もかかったのですか?
ジョン・ポール・ジョーンズ:ツェッペリンにとっては5年間の時間は5分間だ。だから僕はこんなに早くリリースできてビックリしているよ(笑)(会場から拍手)
質問③——2007年のライヴをやってみた後で「あれは、よかった。またああいうライヴをやりたい」と思ったことはありますか?もし、そういうことがあったのだとしたら、なぜ続けていないのでしょうか?
ジミー・ペイジ:みんな映画は見た?楽しかった?もしそうなら、僕たちはちゃんと、するべき事をしたってことだ。とにかく、まずこの映像を見て欲しいね。ありがとう!(会場拍手)
なお、発売を記念して全世界同時のプレミア上映が10月17日、18日に行われ、全世界1500館、日本でも40館以上の劇場でプレミア上映される予定されている。
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