2019/01/23
秋元康総合プロデュースのデジタル声優アイドル、22/7初の定期公演【“ナナニジライブ” #1】が、東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて開催された。
後ろ姿からひとりずつ振り向いていく振り付けが印象的な「不確かな青春」から幕を開け、胸をキュンとさせる楽曲を歌い切ったあと、天城サリーが「私たちの定期公演にこんなにいっぱいの方々に集まっていただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます!」と挨拶をすると、メンバーがひとりずつ自己紹介をしていく。
このライブで新衣装がお披露目になったということで、花川芽衣がクルッと回って衣装を紹介すると、衣装のかわいさやこだわりについて、白沢かなえが熱弁するシーンも。さらに、定期公演が始まったことに対する喜びや、定期公演はリアルライブなので、キャラクターに負けない個性でファンを楽しませる、という意気込みを語ると、再びライブへ。
今度は8人になり、「人格崩壊」「絶望の花」「理解者」と3曲続けて歌っていく。曲の雰囲気に合わせたシリアスな表情と、指先の動きに至るまで考え抜かれたダンスの表現が素晴らしい。かなり久しぶりの歌唱となった「人格崩壊」、一糸乱れぬダンスで魅せた「絶望の花」、そして「理解者」は、徐々に激しくなっていく表現とダンスのドラマ性がカッコ良かった。
3人が合流して11人になってのMCでは、バラエティ番組『22/7計算中』で人気を博した『第1回22/7東西歌合戦』の話題に。関東圏で「#22/7計算中」がツイッターのトレンド入りをしたと語り喜び合うと、その企画で乃木坂46の「制服のマネキン」を歌ったとき、モーションキャプチャーでは表現できないはずの指の細かい動きが、放送ではちゃんと表現されていたそうで、番組スタッフの努力とこだわりに感動したという裏話を宮瀬玲奈が披露した。なお『第1回22/7東西歌合戦』は、1月26日に『22/7 OFFICIAL YouTube CHANNEL』にて配信される。
ライブも中盤に差し掛かり「この曲を歌うたびに、これまでの出来事すべてが私を作っているんだと実感します」と宮瀬が言って始まったのは「やさしい記憶」。歌詞の意味も考えて、時に悲痛な表情で歌うなど、体全体で歌を表現。切ないポップチューンの「叫ぶしかない青春」は、旋律と歌の掛け合いが美しかった。
そして本編のラストは「韋駄天娘」と「未来があるから」。メンバーも汗だくになりながら力強くダンスを踊り歌うと、会場のファンも最高の熱さで応え、この日一番の盛り上がりでライブを締めくくる。
アンコールでは、グッズTシャツやパーカーを着て登場。「循環バス」ではメンバーが優しい表情と笑顔で歌を届ける。そして、会場に集まってくれたファンへ、グッズの撮影用に2019年の目標を書いた書き初めをプレゼントするという抽選会を実施し、最後に「韋駄天娘」を歌って、記念すべき定期公演の第1回目を終えた。
またこの日は、次回2月25日【“ナナニジライブ #2】から、ソロコーナーがスタートすることも発表された。そのトップバッターを務めるのが武田愛奈。全員でのライブの他に、どんな個性溢れるステージを見せてくれるのか今から楽しみだ。
◎公演情報
【22/7 定期公演 “ナナニジライブ” #2】
2019年2月25日(月) Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
開場18:30/開演19:00
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像