2019/01/08 21:00
Base Ball Bearの新曲「Flame」が1月9日に配信リリース。MVが公開された。
「Flame」は1月30日にリリースされる新作EP『ポラリス』の収録曲。MVは映画『赤色彗星倶楽部』の武井佑吏監督による作品で、バンドサイドからのオファーによって制作された。武井監督は楽曲について「ポジティブもネガティブも、生活の瞬間瞬間を愛しむ歌だと思っています」とコメント。MVについて「走馬灯というとなんだか大げさですが、日々順番に更新されていく記憶を掬いとるような、かき集めるような映像を目指しました。決して劇的ではないですが、暮らしの中できっと誰もが背負っていく場面の連続を想像して頂けるとうれしいです」と述べている。
『ポラリス』は5000セット限定のCDに加えてデジタル配信でリリース。CDは『ポラリス EP』『日比谷ノンフィクションVII』の2枚組となり、『ポラリス EP』には全4曲を収録する。『日比谷ノンフィクションVII』には、RHYMESTERとペトロールズを招いて開催した『「LIVE IN LIVE~I HUB YOU~」「日比谷ノンフィクションVII」』ライブ音源のほか、ボーナストラックとして「17才(17th Ver.)」が収められる。
◎武井佑吏監督のコメント
片田舎のその高校では自転車+イヤホンというスタイルで通学することが禁止されていました。危ないからです。それでも家を出て校門をくぐる直前まで、白昼堂々の数多ボーイズ&ガールズはイヤホンを手放せませんでした。ビビッドなタワレコの袋に入れて、気になるあの子と貸し借りした『完全版「バンドBについて」』。今でもぼくはあのカラッと晴れた田んぼ道を駆け抜けながら夏待中です。
『Flame』という曲は、ポジティブもネガティブも、生活の瞬間瞬間を愛しむ歌だと思っています。例えば、付き合っていた彼女がタヌキ顔の店員を気に入っていたとして、わざわざ家から少し距離のあるコンビニに向かって夜道をトコトコ行きます。アイスを買って店を出ると二人してケラケラ笑います。タヌキに会ったから。何が起こってあんなに愉しかったのか、笑ったのか今となっては全く検討が付かないとしても、その瞬間には、人生における幸福の液体(溶け出したスーパーカップのバニラ味)みたいなものが勿体ないくらいダラダラと流れていて、溢れ出た刹那を、脳を引っ掻いてでも焼き付けておかなければいけないことが、世の中には度々あります。走馬灯というとなんだか大げさですが、日々順番に更新されていく記憶を掬いとるような、かき集めるような映像を目指しました。決して劇的ではないですが、暮らしの中できっと誰もが背負っていく場面の連続を想像して頂けるとうれしいです。
◎Base Ball Bear - Flame (Music Video Short Ver.)
https://www.youtube.com/watch?v=c6JkidSvwhA
◎リリース情報
EP『ポラリス』
2019/1/30 RELEASE
<2CD>VICL-65121~2 / 3,500円(tax out.)
※5,000セット限定生産
【CD1『ポラリス EP』】
01. 試される
02. Flame
03. PARK
04. ポラリス
【CD2『日比谷ノンフィクションVII』】
01. The Cut -feat. RHYMESTER-
02. LOVE MATHEMATICS
03. 君はノンフィクション
04. SHINE
05. Tabibito In The Dark
06. yoakemae
07. ドラマチック
08. 祭りのあと
09. 17才(17th Ver.) - Bonus Track
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