2012/09/18 18:15
9月5日に待望の新作としてコラボアルバム『MENZ Collaboration』をリリースした、恋愛中毒系女性シンガーソングライター 傳田真央。デビュー時から10年以上にわたり恋愛について歌い続ける彼女が、その真意を語った。
<セツナ系ラブソングのムーヴメント、
10年前から切ないラブソングを歌ってきた者の“違い”>
傳田真央は、2000年 元祖遠距離恋愛ソング「耳もとにいるよ・・・ ~Ring the bells~」でのメジャーデビュー以降、幼い頃から持ち合わせていたクラシック、好んで聴いていたブラックミュージックの素養から成る音楽センス、絶対音感を備えた抜群の歌唱力でもって注目を集めてきた。一度はメインストリームから離れたものの、09年に7年ぶりとなる新作「Bitter Sweet」で再ブレイク。往年のファンはもちろん、その歌に号泣する女子が続出するなど、着うた(R)普及に伴うセツナ系ラブソングのムーヴメントにおいて、10年前から切ないラブソングを歌ってきた者の“違い”を見せつける。
<彼女にとっての恋愛ソングは、
ストーンズにとってのロックンロールと相違ない>
また、女子会イベントを定期的に行ったり、ツイッターでもファンやアーティストとガールズトークを展開したりと、傳田真央が生きていく上で“恋愛”はもはや生涯のテーマ。彼女にとっての恋愛ソングは、ストーンズにとってのロックンロールと相違ない。世界がひっくり返ろうとも、それを歌い続けると思わせるほどの一貫性がある。「世の中のいろいろな大変なことに直面したとき、見えてくる人との絆。「この人が連絡くれるんだ?」って想ったり、「あの人、大丈夫かな?」って想える人がいることを大切に思う」と語る彼女は、恋愛がどれだけ人々の不安を和らげるか、元気を与えるか、よく知っており、故に今日もどこかで恋を語り、愛を歌う。
<たかが恋、されど恋>
その証拠に傳田真央は、ツイッターにおける初めてのツイートで「たかが恋、されど恋」と綴っている。真意は以下の通り。「辛いことやビックリするような事件が起きたとき、私は“たかが恋、されど恋”という言葉に返る。たかが恋だけれども、もしかしたらその一筋の光があることによって、命が救われる場合もあるかもしれない。また、私の周りの女子たちもそうなんですけど、仕事ばっかりに生きている人にとっては、恋愛に触れたときの歓びは計り知れないものがあるんです。これだけ世の中にラブソングがあるということは、そこに物凄い力があるんじゃないかなと思うし、その可能性や奥深さはずっと見つめ続けていたいと思います」
<敬愛するマイケル・ジャクソンのように>
また、かつて彼女は、敬愛するマイケル・ジャクソンについて「本当に身を削って、ちゃんとお役目を果たしたアーティストなんだなと感じました。地球レベル、宇宙レベルで物事が考えられる人なのに、でも彼の音楽は誰もが楽しんでその世界に入れる。っていうのが本当に素晴らしいなと思っていて。身近にある素晴らしい芸術。それが……優しいって思った」と述べたことがある。そのことを本人に告げると、「今は“自分はこういうことを表現したい”ということよりも、世の中の皆さんが必要としていることがあって、それに対して自分ができることがあるんだったら全うしたい。そのお役目が無くなったら終わってもいい、ぐらいの決意は持ってやってます」と語った。
<“されど恋愛ソング”と思わせる一枚>
そんな傳田真央の最新アルバム『MENZ Collaboration』には、彼女の音楽や生き様に一目置く男性アーティスト7組(SEAMO、WAZZ UP、CIMBA、SOFFet、TENN&KLUTCH from ET-KING、URATA NAOYA from AAA、末光篤)が参加。「素直になれない二人」「東京-大阪遠距離恋愛」「付き合った記念日」「ダメな女の子」など7つの恋愛シチュエーションを表現し、音楽的にも研ぎ澄まされた傑作群を完成させている。“たかが恋愛ソング”と思う人々に“されど恋愛ソング”と思わせる一枚、まだ聴いていない人はぜひチェックしてみてほしい。
◎ミニアルバム『MENZ Collaboration』
2012/09/05 RELEASE
CRCP-40326 2,100円(tax in.)
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