映画『アリ－/スタ－誕生』ジャパンプレミアが１１日、東京都内で行われ、来日した出演者で監督のブラッドリ－・ク－パ－、スペシャルサポ－タ－のロ－ラが出席した。
　本作は、ア－ティストのレディ－・ガガが主演を務め、『アメリカン・スナイパ－』などのク－パ－が、監督と製作も担当した人間ドラマ。ウエ－トレスとして働きながら歌手になる夢を抱いていたアリ－（ガガ）が、世界的シンガ－のジャクソン（ク－パ－）に才能を見いだされ、人生を大きく変えていく姿を描く。
　この日は、雨模様で冷え込む中、ファン約１，０００人も参加した。ク－パ－とロ－ラはレッドカ－ペットでファンサ－ビスに応じた後ステ－ジに登壇。ト－クの前には、薄いドレス姿のロ－ラに、自身のコ－トをかけるク－パ－の紳士的な振る舞いに、ファンが沸いた。
　Ｌ．Ａ．を拠点に、世界的スタ－を目指し挑戦し続けているロ－ラは、本作について、「初めて見た時すごく共感する部分があったし、切ない気持ちにもなった。女性が共感するんじゃないかと感じた」とコメント。試写会で感動の涙を流したファンから“ガガ泣き”というキ－ワ－ドが広がっていることが、ＭＣから紹介されると、「実は私も“ロラ泣き”をしたの。ばっちりメイクをしていて泣きたくなかったけど、心に響いてボロボロ泣いた」と振り返った。
　世界的シンガ－・ジャクソンを演じたク－パ－は、「自分は今まで、歌ったこともなければギタ－やピアノを弾いたこともなく、しかも今回歌っているシ－ンはすべて生で収録しています。さまざまな方が力を貸してくれました」と役作りについて紹介。
　また、ク－パ－はガガについて、「彼女ほど色々なところに出演されている方が、ステ－ジで歌ったことがないような演技をしないといけないシ－ンがあったが、本当にそう見えるくらい素晴らしい演技だった」と絶賛。歌唱シ－ンの共演についても「一緒に歌っていて心地いい空間を作ってくれ、僕自身をジャクソンであるように見てくれるので、僕に自信をくれた。彼女が勇気をくれたからこそ歌えたと思う」と振り返った。
　映画は２１日に全国公開。
ク－パ－のコ－トを羽織るロ－ラ（左）

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