2012/09/14
10代アーティストのみによるロックフェスティバル【閃光ライオット】発、福島在住20歳の女性シンガーソングライター 片平里菜。9月10日 ZAZ【One Night Stand Live】のオープニングアクトを務めた。
<YUI、miwaのライバルになるであろう存在>
片平里菜は、女の子らしさとそこだけに捕らわれたくない意思が同居する、ポップでありながら鋭さや儚さも内包した音楽。可愛らしいビジュアル。想いを言葉にするのは下手、だから歌を届けるというライフスタイル。やがてはYUI、miwaのライバルになるであろうアーティストである。今夏開催の【NANO-MUGEN FES.2012】にて、山田貴洋(ASIAN KUNG-FU GENERATION)プロデュース楽曲「始まりに」を堂々と披露していたこともあり、すでに感心を抱いているリスナーは少なくないだろう。
<完全アウェーでも涙腺刺激するアクトを>
そんな彼女がメジャーデビュー前にも関わらず、日本でも高い人気を誇るフランスの歌姫 ZAZ(ザズー)のオープニングアクトに抜擢。本人も想定外であっただろうステージに立つこととなった。会場である赤坂BLITZは当然ながらZAZファンで埋め尽くされていたが、片平は臆することなくギター一本で「始まりに」を歌い始める。飾らない笑顔であなたに会いに行くから―――、柔らかくも力強さを秘めた声は、一瞬にしてアウェーのはずだった空間を支配。先までざわついていた観客を自身の音楽に集中させる。
さらに【NANO-MUGEN FES.2012】の1曲目としても歌唱した「夏の夜」、この日が初披露となったアメリカンポップ感溢れる「Hey Boy!」と歌い続け、最後は「空の歌をうたいます」と「amazing sky」を披露。序盤から「ねぇママ いつ帰ってくるの? ねぇ教えてよ」と聴き手の涙腺を刺激し、どんなに寂しくても「弱さを強さに変えていける気がするんだ」「笑っていける」と真っ直ぐ歌う彼女は逞しく、その姿には喝采が贈られた。
◎片平里菜 ライブ後コメント
「今日はすごく緊張したんですけど、歌っていて気持ち良かったんで、結果的にすごく楽しめました。今後の目標は、まずメジャーデビューをして……どの年代の方からも「カッコイイ」と言われるシンガーソングライターになります。」
※ライブ写真は、7/16【NANO-MUGEN FES.2012】のもの
◎ZAZ【One Night Stand Live】オープニングアクト
09月10日(月)赤坂BLITZ SET LIST:
01.始まりに
02.夏の夜
03.Hey Boy!
04.amazing sky
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