2018/11/19 11:00
クラフトワークが2019年4月に来日公演を行うことが決定した。
ドイツ、ジュッセルドルフで1970年に結成された、ラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーの二人を中心としたユニット=クラフトワーク。それまでに前例のなかった実験的なエレクトロニック・テクノロジーを駆使した作品が話題となり、1974年リリースの『アウトバーン』でブレイク。さらに1980年代からは、ヒップ・ホップやハウスなどに通じる電子楽器を使用したダンス・ミュージックのルーツとしても評価されており、そのアプローチは20世紀の音楽史を変えたと言っても過言ではないだろう。
2012年4月にニューヨークのMoMAで行われた公演では、8枚のオリジナルアルバムが8日間にわたって全曲披露され、ステージ背景に投影された3D仕様のビジュアルは大きな反響となった。2013年5月には、同公演が日本でも行われ、東京8公演、大阪公演ともに即日完売。観客は3Dグラスでライブを楽しんだ。また、その公演の模様は、『3-D THE CATALOGUE』として2017年6月にリリースされ、第60回グラミー賞最優秀ダンス/エレクトロニックアルバム賞を受賞。
今回の公演も、3Dを駆使したベストヒッツが予定されている。他に類をみない究極の3Dマルチメディア・アート・パフォーマンスに期待したい。
◎公演情報【KRAFTWERK】
2019年4月16日(火)~19日 東京・Bunkamura・オーチャードホール
2019年4月22日 大阪・フェスティバルホール
チケット:S席13,000円 A席12,000円(税込、3Dメガネ付)
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