2018/11/14
YOSHIKIが、11月12日に東京国際フォーラム ホールAにて【YOSHIKI CLASSICAL 2018 ~紫に染まった夜~
YOSHIKI with Philharmonic Orchestra】を開催、ゲストとしてサラ・ブライトマンを迎え豪華な一夜となった。
【YOSHIKI CLASSICAL】は、YOSHIKIのピアノ演奏とオーケストラによるクラシック・スタイルのコンサート。自身が作曲・プロデュースを行った楽曲をメインに、音楽的ルーツであるクラシックの名曲を織り交ぜながら、オーケストラと共にピアノ演奏を披露。2017年1月の米カーネギー・ホール以来、1年8ヶ月ぶりのクラシック・コンサートということで、会場には多くのファンが集まった。
オーケストラで「I'll BE YOUR LOVE」が奏でられ、コンサートはスタート。2013年のゴールデングローブ賞のテーマ曲や、映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』の主題歌として書き下ろした「HERO」などについては楽曲オファー時のエピソードを、またベートーヴェンやチャイコフスキーの自身のルーツであるクラシック音楽やピアノについては父との思い出を交えて語るなど、楽曲への思いの深さを感じさせる構成となっていた。
公開されたばかりの映画『ボヘミアン・ラプソディ』について、見に行きたいんだけど、まだ行けていないという話題から、「ロックでこんな曲を書けるなんて」「クイーンもクラシックの影響受けまくりだよね」と親近感をのぞかせながらクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」をピアノバージョンをサプライズで演奏し、観客を驚かせた。
続いて、全身光り輝く衣装で燦然と現れたサラ・ブライトマンが登場。コーラスと共に「MIRACLE」を披露。この楽曲はサラの最新アルバム『HYMN~永遠(とわ)の讃歌』に収録されている。本楽曲は11月16日に配信リリースが決定している。YOSHIKIは「この曲を書いたときに僕もやっと作曲家の仲間入りができたと思った」と語り、「今回、サラさんに歌ってもらって自信がついた」と晴れやかな笑顔を浮かべた。
クラシック・コンサート形式ではあったものの、YOSHIKIは観客と普段のライブと変わらずコミュニケーションをとりあい、「KISS THE SKY」や「ENDRESS RAIN」ではファンが声をあわせてコーラスをつくりあげ、会場を包み込んだ。YOSHIKIは終演間近、スタッフや出演者への感謝を述べた後「やっぱりお客さんがいるって、いいよね。前回の幕張でのライブはここよりずっと広い会場だったけど誰もいなくて」(台風の影響による無観客公演の為)と語り、集まったファンへ感謝の言葉を繰り返した。
カーテンコールの最後ではYOSHIKIの「We are...!」という声に「X!」と呼応し、コンサートは終了した。次回は11月15日にHYDEを迎えて開催されることが決定している。
◎公演情報
【YOSHIKI CLASSICAL 2018 ~紫に染まった夜~ YOSHIKI with Philharmonic Orchestra】
2018年11月12日(月)、15日(木)
東京国際フォーラム ホールA
OPEN 18:00 START 19:00
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