2018/11/13 12:45
EDM界のキングと言えば、まず思い浮かぶアーティストはカルヴィン・ハリスだろう。経済誌フォーブスが選ぶ“世界で最も稼ぐDJ”ランキングで6年連続首位をキープし続けている彼だが、今年はさらに米ラスベガスでの常設公演以外のライブを開催していないにも関わらずNo.1を獲得している。プロデューサーとしての腕も超一流で、これまでポップ、ヒップホップ、R&Bなど、さまざまなジャンルの大物アーティストたちをフィーチャーした楽曲を数多く発表してきた。
ところが世間のイメージとは裏腹に、彼自身はEDMへの興味をすっかり失ってしまっているようだ。2018年11月12日にTwitterでファンとやり取りしていた彼は、現在のEDMに対する考えや、自身の今後の方向性などについて興味深いコメントを残している。
“いつかEDMに戻るつもりはある?”と聞かれたハリスは、「EDMはここ何年もひどくてつまらない楽曲ばかりになってる。自分が作っていて楽しい音楽とはまったく共通点がない。2010年から2014年のEDMはもっとハウスの影響を受けていたと僕は感じていた。とにかく今はその狭い世界から抜け出して、自分がハウス・ミュージックと感じるサウンドのビッグなレコードを素晴らしいシンガー達と作っている」と答えている。
たまたま渋滞に巻き込まれていたか、ただ単に暇を持て余していたのかは定かではないが、ハリスはこのあともファンからの質問にユーモアを交えながら次々と返信していた。彼によると、“最近すごく飽きっぽいから”ハウスのフル・アルバムをリリースする予定はなく、“もう34歳だから”昔のようなライブ・バンドのスタイルに戻るつもりもないそうだ。また、来年リリースはいくつかあると明かしている。
◎カルヴィン・ハリスによる投稿
https://twitter.com/CalvinHarris/status/1062117494284939264
https://twitter.com/CalvinHarris/status/1062120370503708673
https://twitter.com/CalvinHarris/status/1062121096168665088
https://twitter.com/CalvinHarris/status/1062119586055634945
https://twitter.com/CalvinHarris/status/1062124463909531649
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