2018/11/01 11:45
2017年11月に急逝した米ラッパーの故リル・ピープ(Lil Peep)のドキュメンタリーが現在計画中で、製作総指揮を『シン・レッド・ライン』や『ツリー・オブ・ライフ』などの監督として知られるテレンス・マリックが務めていることが明らかになった。
2018年10月31日に米紙ニューヨーク・タイムズが伝えたところによると、マリック監督はリル・ピープことグスタフ・アール(Gustav Ahr)の遺族と親しいそうで、ドキュメンタリーと同時にサウンドトラック・アルバムもリリースされるとのことだ。
ニューヨーク・タイムズの記事では、アイラヴマコーネンが生前リル・ピープとレコーディングし、ピープの死後に故XXXTentacion (エックスエックスエックステンタシオン)も参加して実現したコラボ曲「Falling Down」について、当初はピープの関係者はXXXの参加に難色を示していたとしている。2018年6月に死去したXXXは、生前様々な重罪で裁判を待っていた状態だったことから、これらの“深刻な疑い”が原因だったとされる。
ピープの母親も当初はXXXの参加に反対していたそうだが、XXXの母親と直接会ったあとに考えを変えたとのことだ。アイラヴマコーネンがリル・ピープと作業していた段階で「Sunlight On Your Skin」というタイトルだったこの楽曲は、XXXの参加後に「Falling Down」と改題され、亡くなった二人の若いアーティストたちの母親の許可を得て今年9月にリリースされた。
リル・ピープのニュー・アルバム『Come Over When You’re Sober, Pt. 2』(カム・オーバー・ウェン・ユア・ソーバー、パート2)は2018年11月9日にリリースされる。
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