2018/11/01
2018年10月31日、ニール・ヤングが自身の公式サイトNeil Young Archivesにクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSNY)の「オハイオ」のライブ・ビデオとメッセージを投稿し、噂されていた女優/映画プロデューサーのダリル・ハンナとの結婚に初めて言及しつつ11月6日の中間選挙で投票するようファンに呼びかけた。
CSNYの「オハイオ」は、1970年に起きたケント州立大学銃撃事件を題材にヤングが書いたプロテスト・ソングだ。公開されたメッセージで彼は、「“オハイオ”は、1970年の頃、倒れた友人の横で若い女性が跪いている雑誌の表紙を見たあとに書かれた。米オハイオ州のケント州立大学でベトナム戦争を抗議していた生徒を4人州兵が射殺したのは、我々の歴史で極めて重要な瞬間だった。自分にとっても極めて重要な瞬間だった。今、目の当たりにしているのは自分たちの成れの果てだ。銃から我々を本当に守ってくれる法律はなく、政治家は自分たちを支持してくれるからNRA(全米ライフル協会)を支援し、我々は政府において十分な代表権を有していない。今の学生たちは勇敢だ、暴力的な時代に変化を要求している」と思いを綴っている。
そして、「我々は彼らを支持する。彼らは我々だ。我々は彼らだ。これはあまりにも長く続いてしまっている。妻のダリルと私は、みなさんによく考えてもらうためにこのビデオを制作した。学生たちを支えよう。我々の子どもたちを支えよう。彼らは保護を求めている。もっと多くの銃ではない。投票しよう」と彼は呼びかけている。
ヤングはハンナと4年間の交際の末、今年8月に米カリフォルニア州で小さな内輪だけの式で結婚したと報道されていたが、本人たちから正式な発表はされていなかった。
◎「オハイオ」ライブ・ビデオ
https://youtu.be/hxl9R_2ax-8
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