2018/11/01
全国21か所48公演で約40万人を動員した小田和正の全国ツアー【明治安田生命Presents ENCORE!! Kazumasa Oda Tour2018】が、10月31日に横浜アリーナ ツアーファイナル公演を迎えた。
2016年の【明治安田生命Presents 「KAZUMASA ODA TOUR2016 君住む街へ」】のファイナルとなった沖縄公演で、「“また”みんなが聞きたいなと思ってくれるような曲が書けたら、遊びに来たいと思います。」と口にしていた小田。その言葉通り、約5年ぶりの30枚目シングル『この道を / 会いに行く / 坂道を上って / 小さな風景』を携えた全国ツアーとなった。
横浜アリーナ公演は、約1万2千人の総立ちの観客の歓声と拍手の中、フジテレビ系『めざましテレビ』テーマソングとして現在放送中の新曲「会いに行く」からスタート。5月4日からスタートしたツアー中、本当に色々なことがあり、「これでツアーを完走できるんだろうか?」、「これほどにツアーを完走することを難しいと思ったことはなかった」という思いをこめ、「こうして“この日”を迎えることができました。楽しく最後までみんなで盛りあげていきましょう!」と挨拶をすると会場は大きな拍手に包まれた。また当日は10月31日のハロウィンということもあり、ピーター、ポール&マリー「ア・ソーリン」のカバーを特別に披露した。
ライブは最新シングルに収録されている曲はもちろん、「ラブ・ストーリーは突然に」「キラキラ」などの小田の代表曲や、オフコース時代の楽曲など余すことなく演奏していく。場内いっぱいに広がる花道を、時に颯爽と駆け抜け、時にオーディエンスにマイクをむけたりと縦横無尽に動きまわる小田に総立ちの会場は手拍子と声援で応える。71歳とて衰えることなく、パワフルなパフォーマンスを会場に響かせながら、アンコールを含む全32曲、約3時間に及ぶ横浜アリーナの公演は幕を閉じた。
本ツアーは、残すところ大阪北部地震によって振替となった2019年1月の大阪城ホール公演のみとなるのだが、全国21箇所48公演、即日ソールドアウトという状況を受け、2019年の春に追加公演を実施することが決定した。アンコール最後の曲の演奏前に小田の口から追加公演の決定が告げられると、今日一番の歓声と拍手があがった。小田和正が、また元気な歌声を届けてくれる。
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