2012/09/05
これまでの訪問国は50か国以上。総動員数は500万人超と、世界を股にかけて活躍する和太鼓集団 倭-YAMATOが、9月5日にメジャー初進出作『YAMATO BEAT Vol.1』をリリースした。
リリース直前の9月2日には、長野 ホクト文化ホールで日本ツアーの初日公演を開催した彼ら。来年で結成20周年というキャリアに裏打ちされた技術もさることながら、そのパフォーマンスは“和太鼓イコール伝統音楽”というイメージを打ち破るもので、扱う楽器も巨大な大太鼓から小太鼓、西洋楽器でいうパーカッションにも似た打楽器など、様々な形状の和太鼓が並ぶ。
時に長尺のバチで居合斬りのごとく激しく鳴らし、棍棒のような極太のバチでは重厚な音色を奏で、肩に吊り下げた太鼓を大きく振り回しながら鮮やかに跳躍したりと、鍛え上げられた身体で繰り広げるステージングは、ただの“演奏”に留まらず“肉体芸術”と呼べるほどだ。
そんな倭-YAMATOが、メジャー初作品では和太鼓のさらなる可能性に挑戦。プロデューサーにいきものがかりやポルノグラフィティなどを手掛ける本間昭光、作詞に森雪之丞、さらに中 孝介やジェロといったボーカリストを迎え、ジャンルの枠を超えた面々とのコラボレーションを実現している。
国境やジャンルを越え、より高みを目指す和太鼓集団。10月まで続く先のツアーと合わせて、“魂”を揺さぶるその魅力にぜひ触れてもらいたい。
◎倭-YAMATO代表・小川正晃のコメント
・メジャー進出作『YAMATO BEAT Vol.1』について
例えば、J-POPビートの部分。“魂”の部分を和太鼓に変えることによって、『この音楽はこういう“日本的”なパワーが出るんだな!』みたいな。僕らのイメージで言うと、太鼓っていうのは単純にビートの部分を支えるものではなくて、一音一音が“魂”っていうような感覚の楽器なんですよ。そういう要素をJ-POPやロックへ注入したら新しい日本の音楽がもしかしたらできるかもしれない、そういう可能性を僕ら自身がつかめればな、と。和太鼓をさらなる高みというか、次のステージに持って行けるような創作活動をしていきたいっていう思いのひとつですね、このアルバムは。
◎アルバム『YAMATO BEAT Vol.1』
2012/09/05 RELEASE
UMCF-1081 2,000円(tax in.)
◎【倭-YAMATO 日本ツアー2012】
9月8日(土) 広島県 アステールプラザ
OPEN 17:00 / START 18:00
9月14日(金) 東京都 東京国際フォーラム・ホールC
OPEN 18:00 / START 19:00
9月17日(月・祝) 兵庫県 新神戸オリエンタル劇場
OPEN 17:00 / START 18:00
9月23日(日) 香川県 アルファあなぶきホール・小ホール
OPEN 17:00 / START 18:00
9月28日(金) 鹿児島県 鹿児島市民文化ホール・第二ホール
OPEN 18:00 / START 19:00
9月30日(日) 福岡県 Zepp Fukuoka
OPEN 17:00 / START 18:00
10月8日(月・祝)京都府 八幡市文化センター
OPEN 13:00 / START 14:00
10月14日(日) 福井県 勝山市民会館(2回公演)
OPEN 13:00 / START 14:00
OPEN 17:30 / START 18:00
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