2018/10/24
2018年6月に20歳で死去した米若手ラッパーの故XXXTentacion (エックスエックスエックステンタシオン)は、生前ドメスティック・バイオレンス(DV)の容疑により裁判を待っている状態だった。無罪を主張していた彼は死後に不起訴となった。
この件に関連してピッチフォークが2018年10月23日、XXXが複数の友人に暴行を認める発言をしていた音声を入手した。公開された録音で彼は、「自分の幸せの源を別の人に求めたのは最初は間違ってたよ、確かに。でもこれまで彼女は毎回俺をがっかりさせてきたんだ。あいつをボコボコにし始める前はね。あいつがひとつ間違いを犯したからボコボコにし始めた。そこからサイクル化していった。今じゃあいつはビビってるよ。殺されるんじゃないかってね。まあわかるけど」と語っている。
XXXは生前、当時恋人だった妊婦に対する加重暴行、絞首による家庭内暴力、不法監禁、そして証人買収の罪に問われていた。彼はまた、米フロリダ州ディアフィールドビーチで起きた傷害事件について言及していると推測される発言も残している。「人を刺したって(マイアミ・)ニュー・タイムズに載ってる、何人ってニュースになってる?3人って言ってるけど、(実際は)8人だった」と彼は豪語しており、当時の恋人について、「あいつも知ってる。だからビビってるよ。俺に殺されるって思ってる」と話している。
この音声が録音された時にその場にいた友人たちの身元は明らかにされておらず、音声の内容についてXXXTentacionの代理人から正式なコメントは出ていない。
◎Pitchforkによる音源
https://thescene.com/watch/pitchfork/pitchfork-docs-xxxtentacion-confesses-to-domestic-abuse-and-other-violent-crimes-in-secret-recording
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