2018/10/19
女性シンガーを含むトリオ・ヴォーカル体制と、エレクトロも取り込む斬新かつモダンなメロディック・ヘヴィメタル・サウンドを創出し、メタルを進化させてきたスウェーデン産の6人組アマランス(Amaranthe)が、新ラインナップで初となる5枚目のニューアルバム『ヘリックス』をリリースした。
これまでに4枚のアルバムをリリースしているアマランスは、米ビルボード・ヒートシーカーズ・チャートで3度1位を獲得。YouTube総再生回数は1億回以上、楽曲のストリーミング再生回数約5億回を記録、アルバム及びシングルでは数々のゴールド・ディスクを獲得してきた。
脱退したジェイク・Eに代わり、男性クリーン・ヴォーカルの後任にはダイナスティ(Dynazty)での活躍でも知られるイケメン実力派シンガー、ニルス・モーリンが加入。新体制で制作され、サウンドの進化という点において更にもう一歩飛躍した新作『ヘリックス』では、メロディックな感性に一層磨きが掛けられている一方、彼ららしい最先端のメタル・アグレッションも健在。特に2011年リリースのデビューアルバムにして名作『アマランス』時にも散見された、フックのあるメロディーが本作でも放出されており、初期からのファンも大満足すること間違いないだろう。
モダン・メタルにメインストリームのポップ感が融合された魅惑的な「365」から、強力なグルーヴが牽引する「カウントダウン」「ブレイクスルー・スターショット」、張り裂けそうな思いをさらけ出した胸を打つバラード「ユニファイド」、完璧なフロウのラップが繰り広げられる「ドリーム」、そして猛烈なモダン・メタルがせめぎ合う「GG6」まで、捨て曲ナシの充実した楽曲がズラリと並んでいる。
バンドのメインソングライターにしてギタリストのオロフ・モルクも本作を自信作としており、「『へリックス』は、これからは俺達の時代だということ、そしてソングライティングにも演奏力にも磨きが掛かり、アマランスのアルバム史上最高レベルにまで達しているということの、声明、宣言、そして主張になっている」と語る。
北欧メロディック・メタル・シーンに激震を走らせた1stアルバムで虜になった初期ファンから、メタルを主食としないリスナーまで、広くアピール出来得る力作『ヘリックス』をぜひ一度、聴いていただきたい。
◎リリース情報
アルバム『へリックス』
日本盤ボーナス・トラック2曲収録
<初回限定盤(CD+DVD)>
UICO-9072 3,300円(tax out)
<通常盤(CD)>
UICO-1306 2,500円(tax out)
◎ミュージック・ビデオ「カウントダウン」
https://www.youtube.com/watch?v=G2596YYB4Uk
◎ミュージック・ビデオ「365」
https://www.youtube.com/watch?v=UDVycjDLx4Y
◎アーティスト情報>
https://www.universal-music.co.jp/amaranthe/
メンバー:
エリーセ・リード(Vo)
ヘンリク・エングルンド・ヴィルヘルムソン(Screams)
ニルス・モーリン(Vo)
オロフ・モルク(G, Key)
ヨハン・アンドレアセン(B)
モルテン・ローヴェ・ソレンセン(Ds)
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