Billboard JAPAN


NEWS

2018/08/24

前田敦子、ひきこもりから自分の居場所を見つけていく主人公熱演 BSドラマ、“生きづらさ”抱える若者へエ-ル

 NHK BSプレミアムで放映されるドラマ「学校へ行けなかった私が『あの花』『ここさけ』を書くまで」の試写会が23日、東京都内で行われ、出演者の前田敦子と富田靖子が登場した。
 ドラマは、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『心が叫びたがってるんだ。』を生み出したアニメ脚本家・岡田麿里氏の自伝を原作に、アニメ作品の映像と実写ドラマをコラ-ジュしたドラマ。主人公の坂田安喜子(前田)がひきこもりだった学生時代から、上京してアニメのシナリオライタ-になるまでの道のりを描き、“生きづらさ”を抱える若者たちにエ-ルを送る。
 冒頭、制作統括の落合将氏が、「前田さんの代表作のひとつになりうる作品です。あっちゃんが演じた安喜子はそのまんま岡田さんです」とコメント。演出スタッフの藤並英樹氏は「新学期になると学校に行きづらいという若者が多いという話を聞き、そういう若者に何かメッセ-ジを届けたいという思いで始めました」と作品への思いを述べた。
 前田は「大活躍されている方を演じさせていただくことは、とても難しいことだと思いました」とコメント。演じる上で意識した点については、「爪をかむというシ-ンはもともと脚本にありませんでしたが 岡田さんは真面目に考えるときのクセで指をかんでしまい、ボロボロになったことがあると聞いたので、そういうシ-ンを作りました」と撮影を振り返った。安喜子の母親・紀子役を演じた富田は、「作品のDVDを見終わった後、すごく幸せで優しい気持ちになり、『どんな生き方でもいいんだ!』と、地に足がついたような気持ちになりました」と話した。
 母と娘の感情が衝突する“激しいアクションシ-ン”について、前田は、「アクションの先生がついてくれましたが、ぶっつけ本番でやらせてもらいました!」。富田は、「前田敦子という女優が叫んだりする姿が大好きで、あえて自分を鼓舞しました。母親としては言ってはいけない言葉をストレ-トに投げることで、本気で返してくれるという気づきもあり、自分の子育てのヒントにもなりました」とにこやかに振り返った。
 ドラマは9月1日午後10時からNHK BSプレミアムで放送。
前田敦子の左指に光る結婚指輪

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    “ダンスNo.1”に選ばれたBE:FIRST、新たなダンスパフォーマンス映像をプレミア公開

  2. 2

    【ビルボード】JO1「WHERE DO WE GO」が総合首位、Official髭男dism「Same Blue」は7位デビュー

  3. 3

    <ライブレポート>野田洋次郎が見せた“音楽”と“人間”に対する強い好奇心と愛情【Yojiro Noda welcomes you to WONDER BOY’S AKUMU CLUB】

  4. 4

    【ビルボード】『King Gnu Dome Tour THE GREATEST UNKNOWN at TOKYO DOME』がDLアルバム首位、6作がトップ10入り

  5. 5

    【ビルボード】King & Prince「WOW」2万DL超えでDLソング首位デビュー、Official髭男dism/YOASOBIが続く

HOT IMAGES

注目の画像