2012/08/24
リンキン・パークのデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』が12年余の歳月を経てついに今週、全米で1000万枚のセールスを記録した。ニールセン・サウンドスキャンによると、2000年10月にリリースされた同アルバムは今週3000枚のセールスを記録し、金字塔である1000万枚ラインをちょうど突破したという。
1991年にサウンドスキャンがセールス実数を数えるようになってから、1000万枚を越えたアルバムはこれで20タイトル目。今年初旬にはアッシャ?の『コンフェッションズ』が同じく突破している。なお、これまでのセールス最高記録は、メタリカの1991年リリースのアルバム『メタリカ』で通算1583万枚を記録。また2位は1550万枚でシャナイア・トゥエインの1997年のアルバム『カム・オン・オーヴァー』、3位は1480万枚でアラニス・モリセットの1995年のアルバム『ジャグド・リトル・ピル』だ。
『ハイブリッド・セオリー』は2000年11月に全米アルバム・チャート、ビルボード200に16位初登場したあと、2002年1月に最高位である2位にランクイン。No.1を獲得していない珍しい1000万枚突破アルバムともなった。ちなみに同じようなアルバムには、やはり2位止りだったシャナイア・トゥエインの『カム・オン・オーヴァー』、さらには最高位18位のボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのアルバム『レジェンド』(1110万枚)、最高位4位のバックストリート・ボーイズのセルフ・タイトル・アルバム(1010万枚)がある。
しかしながらリンキン・パークのファンよ、悲しまないで欲しい。『ハイブリッド・セオリー』は年間売上480万枚で2001年の全米ベスト・セラー・アルバムとなっているし、それ以降、今年リリースされた『リヴィング・シングス』を含め5枚のアルバムがNo.1を獲得しているのだ。
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