2018/08/02 17:50
和楽器バンドのメンバーが、2018年11月11日に日本武道館で開催される【第50回全国吟剣詩舞道大会】に登場する。
漢詩や和歌に節をつけ、日本人の心を歌う「吟詠(詩吟)」と、吟詠に合わせて刀を持って舞う「剣舞」、扇を持って舞う「詩舞」を総称した日本の伝統的な芸道「吟剣詩舞(ぎんけんしぶ)」。その吟剣詩舞を通じ日本の伝統文化、日本人の心、歴史を理解し、礼と節の大切さなどを伝えることを目的として、伝統文化の聖地である日本武道館で毎年大会が行われている。
例年武道館大会では、日本最高峰の技術を持った吟剣詩舞家による吟と舞で物語を紡いでいく和風ミュージカルとも言え る特別プログラムや、全国大会優勝経験を持つ若手メンバーにより結成された「吟詠・剣詩舞スーパーチーム」の演舞などが披露されている。今回は、和楽器バンドの鈴華ゆう子(ボーカ ル・ピアノ)、神永大輔(尺八)、いぶくろ聖志(箏)の3名からなる和風ユニットの華風月が、同じく和楽器バンドの黒流(和太鼓)とのスペシャルユニットとして登場。華風月+黒流としてのパフォーマンスに加え、鈴華ゆう子は特別プログラムにも出演し、師範の資格を持つ吟詠家としての一面を見せる。
そして、大会のラストに行われる華風月と吟詠・剣詩舞スーパーチームのコラボレーション演舞では、伝統芸能に対するイメージを打ち破る斬新なステージが行われる予定。公演チケットは8月10日より発売。
◎鈴華ゆう子 コメント
この度、日本武道館にて行われる全国吟剣詩舞道大会において、2つの演目にスペシャルゲストとして出演する事となりました。1つ目は、「華風月」がスペシャルライブをお届けします。2つ目として、日本壮心流の演舞の詩吟を私が歌います。
華風月とは、ボーカル&ピアノ鈴華ゆう子、尺八神永大輔、箏いぶくろ聖志の3人による2012年に結成されたアコースティック和風ユニット。3人とも和楽器バンドのメンバーであり、今回は和楽器バンドの和太鼓黒流も出演します。個人的には久々のピアノ演奏の披露にもなり、大変楽しみです。日本壮心流とのコラボにおいては、久々に詩吟をフルで聴いていただける機会でもあり、また、壮心流の舞に詩吟を歌わせて頂くのは人生初めての経験となります。私自身が身の引き締まる思いですが、精一杯歌わせていただきます。また、一度も歌ったことのない演目でもあります。その瞬間に立ち会っていただけるととても嬉しいです。
1年半ぶりとなる華風月の楽曲をはじめ、その場でしか聴けないインスト曲や、和楽器バンドの曲の華風月アレンジバージョンなどを盛り込んでいけたらと計画中です。吟剣詩舞の世界に興味はあるけれど、厚い壁があると感じていた方も、是非この機会に、一歩踏み出して足をお運びいただければ光栄です。
◎イベント情報
【第50回全国吟剣詩舞道大会】
2018年11月11日(日)日本武道館
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