2012/08/20
有名デザイナーによる毛皮コートを着ている写真をこの数週間に次々と公開したレディー・ガガ。これに“PETA(動物の倫理的扱いを求める団体)”が噛みつき、レディー・ガガ宛の抗議文を発表した。直ちに毛皮を着ることをやめるよう求めた抗議文の中で、同会の上級副総長ダン・マシューズは、ガガが2009年にトーク番組『エレンの部屋』の中で「毛皮は大嫌い。毛皮なんて絶対着ないわ」と語ったことに言及し、“健忘症にかかったのか?”と激しく叱責した。
抗議文には、マイケル・コースのトープ・コートやジョルジオ・アルマーニのラビット毛皮製ピンク・ジャケットを着たガガの写真リンクが添えられたそうだが、ビルボードが先にお伝えしたように、彼女が初出演する映画『マチェーテ2(原題:マチェーテ・キルズ)』の宣伝ポスターでもオオカミのストールを着用している。PETAは「そのような毛皮を着続けるなら、心のかけらもないキム・カーダシアン(TVパーソナリティ兼女優)のように、あなたは私たちのターゲットになるだろう」と忠告している。
一方、これに対してガガは「マスコミや手紙を送ってきた人に言いたいわ。毛皮が本物かどうかより、エルメスのデザインも忘れないで書いてね」とツイートした。
レディー・ガガとPETAの確執は今回に限ったことではなく、2010年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで“肉ドレス”を着た際にもPETAが批判。その後、ガガが“ゲイの権利と女性権利拡大を意図した政治的ニュアンスを持った表現”と説明したことで騒動は収まった。しかしながら、今回の毛皮騒動で再燃し、抗議文では“なぜ最近毛皮を着るようになったのか”説明を強く求めている。
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