2018/07/05 21:12
アニー・ハズラム率いる英プログレッシヴ・ロック・バンド、ルネッサンスが、新旧代表曲から構成される珠玉のセットリストを携え、8年ぶりに来日公演を行うことが決定した。
透明感溢れるアニー・ハズラムの美しい歌声と、マイケル・ダンフォードの秀でたソングライティングによって、フォーク由来の牧歌的な雰囲気と哀愁漂うメロディ・ラインに壮大なスケールのフル・オーケストラを見事に融合させたルネッサンス。その唯一無比のスタイルで、プログレッシヴ・ロックというジャンルにおいてシンフォニック・ロックという新たな様式を構築した。69年に元ヤードバーズのキース・レルフとジム・マッカーティによって結成された初期ルネッサンスの音楽性は、フォーク・ロックにクラシック音楽の要素を加えたものであったが、その後様々な変遷を経て、アニーとマイケルにより現在の叙情的プログレッシヴ・ロックへと昇華していった。
近年再び精力的に活動を始めたルネッサンスは、2013年に新作『GRANDINE IL VENTO』(邦題:『消ゆる風』、その後2014年に『Symphony of Light』として再発売)をリリース。2012年に若くしてこの世を去ったマイケル・ダンフォードの全てが注ぎ込まれた力作であり、いつまでも記憶に残る美しいメロディが印象深い。
また、ツアーも積極的に敢行している彼らは、2015年のヨーロッパ・ツアーを大成功に収め、2017年の後半にはブラジル、アルゼンチンなど南米も廻っている。そしてこの秋、ここ日本にも2010年の来日公演以降、8年ぶりにルネッサンスが戻って来る。
久々の来日公演では、「プロローグ」「トリップ・トゥ・ザ・フェア」「母なるロシア」「ア・ソング・フォー・オール・シーズンズ」「燃ゆる灰」などの往年の代表曲でセットリストが構成されるとのこと。また、オリジナル・ルネッサンス時の楽曲「アイランド」も初披露の予定だ。
更に今回の来日に合わせ、オーケストラを従えて昨年10月に行ったコンサートの模様を収録したライブアルバム『A SYMPHONIC JOURNEY』国内盤(2CD+DVD仕様)の初リリースも決定。今夏発売する同作には、来日公演で演奏される楽曲が多々収録となっており、久々の来日を盛り上げる豪華な内容となっている。
ファン垂涎、珠玉のセットリストで奏でられるルネッサンス来日公演。チケットは8月4日より一般発売。一般に先駆けて、どこよりも早いLive Nation Japan先行が7月9日昼12時よりスタートする。
◎公演情報
【シンフォニック・ジャーニー】
2018/9/17(月・祝) 山野ホール 開場16:15 / 開演17:00
2018/9/18(火) 山野ホール 開場18:15 / 開演19:00
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