2018/07/05
水曜日のカンパネラが、森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレスでライブを行った。
1曲目の「ゴッホ」のイントロがスタートすると宇宙のような光景が広がる“マルチジャンピング宇宙”の中から、白い衣装を着たコムアイが浮かび上がりパフォーマンスがスタート。“チームラボアスレチックス 運動の森”の空間を自由に駆け巡るコムアイを、「かぐや姫」、「マトリョーシカ」のミュージック・ビデオも担当した山田健人監督がカメラで追いかける。
そして2曲目の「マチルダ」では、壁一面にグラフィティで描かれた花が埋め尽くす廊下“グラフィティ フラワーズ ボミング”を通りぬけながら“花の森、埋もれ失いそして生まれる”へ向かい、無数に置かれた鏡の万華鏡のような空間でダンスを踊る。
3曲目の「かぐや姫」では、曲がサビに差し掛かるあたりで竹林が出現し、ミュージック・ビデオの世界観とマッチした映像が生まれた。そして月灯りのような光の中で、新EP「ガラパゴス」のリード曲を熱唱。ライブではすっかりおなじみとなった「桃太郎(沖縄Remix)」は、“Black Waves - Continuous”の中で波の動きと相まって益々躍動感溢れるパフォーマンスを披露。鏡面の床を滑るように走り回り、観客も目が離せない。
「愛しいものたちへ」では、幻想的な曲のイメージに合った“Wander through the Crystal World”にて溢れる光の粒の中を彷徨いながら歌い、「南方熊楠」では、“追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして超越する空間”にて、曲の途中からカラスが飛び立つと無重力のような空間にワープし、曲の独特の浮遊感がさらに引き立った。
最後には「キイロのうた」を、荘厳な滝が流れる作品“人々のための岩に憑依する滝”にて静かに歌い上げ、生ライブは終了した。今回のパフォーマンスの模様はAbema TVにて生配信され、視聴者数は9万以上に。なお、パフォーマンス映像はAbema TVにてアーカイブ配信(https://abema.tv/video/title/330-10)されている。
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