2018年7月2日、ファーザー・ジョン・ミスティことジョシュ・ティルマンが、トランプ米大統領の“不寛容”移民政策により引き離された親子を再会させる活動をしている非営利団体に寄付することを発表した。7月2日から6日にかけての彼の公式オンライン・ストアの売り上げは全てRAICES (Refugee and Immigrant Center for Education and Legal Services、教育と法的支援のための難民移民センター)に寄付される。

　ストアにはファーザー・ジョン・ミスティとしての4thアルバム『God’s Favorite Customer』のMP3ダウンロード・コード付きCD、アナログ盤、カセット・テープ、そしてウェアやライターなどが販売されている。

　不法入国した親子を引き離す措置は超党派の猛反発を受けて停止されたが、現在も約2,300人の12歳以下の子どもの行方が分かっていない。ファーザー・ジョン・ミスティ以外にもジャック・ホワイトの＜サード・マン・レコード＞やジョン・プラインの＜オー・ボーイ・レコード＞も支援を表明している他、ブリーチャーズのジャック・アントノフはActBlueの“Support Kids at the Border” (国境の子どもたちを支援しよう)への寄付を呼びかけて1万ドル(約110万円)まで同額を寄付すると宣言した。ザ・ナショナルのアーロン・デスナーとチャーチズのローレン・メイベリーも同団体への寄付を呼びかけている。

◎ファーザー・ジョン・ミスティによる投稿
https://www.facebook.com/fatherjohnmisty/posts/1802581819849394