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2018/06/28 14:45

ジャクソン・ファミリーの父、ジョー・ジャクソンが89歳で死去


 故マイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンらの父親で、ジャクソン兄弟が駆け出しの頃にマネージャーを務めていたジョー・ジャクソンが死去した。ガンとの戦いの末、2018年6月27日に89歳で亡くなったと報じられている。

 ジョー・ジャクソンは1928年に生まれ、1949年に妻キャサリンと結婚した。11人の子どもに恵まれ、彼らの音楽の才能に気付いたジョーはマネージャーとしての手腕を発揮し、1960年代にマイケル、ジャッキー、ジャーメイン、マーロン、ティトをジャクソン5として売り出した。ベリー・ゴーディのモータウン・レコードからデビューしたジャクソン5は、「帰ってほしいの/I Want You Back」、「ABC」、「小さな経験/The Love You Save」、「I’ll Be There」が全て1970年に全米1位を獲得、デビュー作から4曲連続で全米No.1を獲得した初のグループとなった。

 6月21日にジャーメインが父親の健康について言及したばかりだった。「父の健康状態は良くないが、“死にかけている”は私ではなく見出しのライターが選んだキツい言葉だ。残された時間がどれだけあるにせよ、母と兄弟と親戚たちは邪魔されないで彼と一緒にいたがっている」と彼はツイートした。

 ジョーは2015年にブラジルで脳卒中で倒れ、2017年に米ラスベガスで運転中に事故を起こして入院した。子どもたちへの虐待疑惑がつきまとっていたが、【ロックの殿堂】は2002年に<史上最高のエンターテイメント・マネージャー>の称号を彼に与えている。

 彼は2013年のインタビューで、「私は厳しくして良かったと思っている。だって結果を見てごらん」と述べ、「私は世界中で皆に愛される子どもたちを育て上げた。そして彼らは誰に対しても優しく接した」と語っていた。

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