2012/08/09
エルトン・ジョンがまたまたマドンナに噛みついた。オーストラリアンTVのインタビューでエルトンは、マドンナの最近の音楽的方向性やツアー、スタイルについて酷評。元々はマドンナの友人だったエルトンだが、「悪夢だよ。悪いけどもう終わりだね。ツアーは最悪の結果だったし…」と番組の司会者モリー・メルドラムに語っている。
マドンナは“MDNA”ツアーで、パリでの特別公演を45分で打ち切りファンのブーイングを招いてしまったり、突然オーストラリア公演をキャンセルしたり、またステージ上で使用したビデオでナチ・マークをフランスの極右政党党首の額に付けたりと、様々な問題を巻き起こしている。
この他にも、「マドンナはポップス・アルバムでなく、ダンスものばかり作っていて間違っている」と指摘するエルトン。「もし常識があるなら、“レイ・オブ・ライト”のような曲を作るべきで、偉大なポップス・レコードを世に送り出し、その能力を持った偉大なポップス・シンガーなのだから、ダンスものは避けるべきだ」と力説し、「このままだとマドンナは“催事場のストリッパー”だ」とも言っている。
エルトンとマドンナの確執は7年前に起こった。マドンナがGQアワードで最優秀ライヴ・アーティストに選ばれた時、エルトンは「マドンナが最優秀ライヴ“クソ”シンガーだって? とんでもないよ」とコメント。以来、エルトンの夫(?)であるデヴィッド・ファーニッシュも、マドンナがゴールデン・グローブ賞で最優秀オリジナル・ソング賞に輝いた時に「マドンナが最優秀“クソ”ソングだって? とんでもないよ」と語るなど、敵意をあらわにした。
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