2018/05/23
s-ken(エスケン)初の自叙伝『S-KEN回想録1971-1991 都市から都市、そしてまたアクロバット』(河出書房新社)が、2018年6月11日に全国の書店で発売される。
s-kenは、1974年にポーランドの音楽祭に参加したことをきっかけに世界を放浪し、1975年には音楽雑誌の海外特派員として渡米。最新の音楽を全米各地から日本へ伝える中で、アフロ・ラテン、サルサなど、その後世界を席巻することになる音楽の誕生を目の当たりにした。特にニューヨークで受けたパンクロックムーヴメントの洗礼は彼の音楽人生に大きな刺激を与え、1978年に帰国するとすぐさまバンド・S-KENを結成し、伝説のパンクムーブメント“TOKYO ROCKERS”を牽引することとなった。
80年代にはパンク、ファンク、ブガルー、レゲエなどをハイブリッドさせたs-ken & hot bombomsでクラブシーンを席巻し、90年代からはプロデューサーとして活動。これまでに100を超えるアルバム作品を世に送り出してきた。昨年は26年ぶりにs-ken名義でオリジナル・フル・アルバム『Tequila the Ripper』を発表。Billboard Live TOKYOでs-ken & hot bombomsを再結成し、いまだ現役であることを世間に知らしめた。
自伝は、生き証人による音楽シーンの歴史の証言であるだけでなく、誰もが知るアーティストやバンドの名も多数登場。映画のような現実離れしたエピソードが溢れた内容となっている。
なお、自伝の出版に併せ、6月27日にはプロデュース作品集『s-ken presents Apart. Records collection 1999-2017』をリリースする。この作品集には、自らのプライベート新人発掘レーベル「apart.RECORDS」でこれまでにプロデュースした12アーティストによる28曲が収録される。
さらに、10月にはこれらの発売を記念したライブも予定されている。
◎発売情報
書籍『S-KEN回想録1971-1991 都市から都市、そしてまたアクロバット』
2018/06/11 PUBLISH
河出書房新社
予価:本体3,700円(tax out.) / A5判/並製/288頁
◎リリース情報
V.A.『s-ken presents Apart. Records collection 1999-2017』
2018/06/27 RELEASE
<CD二枚組>APWA-0023/24 / 2,500円(tax out.)
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