2018/05/21
1970年代にマイルス・デイヴィスと共演し、マドンナのデビュー・アルバムのプロデュースに携わったグラミー賞受賞ミュージシャン、レジー・ルーカスが65歳で死去した。
現地時間2018年5月19日、米ニューヨークで心臓病の合併症により死去したと、レジーの娘であるリサ・ルーカスがAP通信に報告した。
「身体的な心臓の長く辛い苦しみの後(感情面では何も問題はなかった)、遂に逝ってしまった。彼にはもっと長生きしてもらいたかったし、もっと長い時間を彼と一緒に過ごしたかった。しかし、彼は家族に手を握られ、その愛を感じながらこの世を去っていった。今、彼が安らかに眠っていることを嬉しく思います。」と、娘リサ・ルーカスはFacebookのページに書き込んだ。
1953年2月25日、レジー・ルーカスはニューヨークのクイーンズで生まれた。70年代にマイルス・デイヴィスと共演を果たした後、ルーカスはパーカッション奏者のジェームズ・エムトゥーメとパートナーシップを組み音楽制作活動を開始。2人はロバータ・フラックとダニー・ハサウェイによる「The Closer I Get to You」(後にビヨンセとルーサー・ヴァンドロスによってカバーされている)や、グラミー賞最優秀R&Bソング賞を受賞したステファニー・ミルズの「Never Knew Love Like This Before」などのヒット曲を共に制作した。
ルーカスは、1983年にリリースされ、500万枚のセールスを記録したマドンナのセルフタイトル・デビュー・アルバムをプロデュースし、「Borderline」や「Lucky Star」などのヒット曲を含む収録曲のほとんどを手掛けた。
ルーカスは自身の余生を、娘のリサ、妻のレスリー・ルーカス、息子のジュリアン・ルーカス、母のアニー・ウリンズキー、そして兄弟であるグレッグ・ルーカスと共に送った。
◎ナイル・ロジャースによる投稿
https://twitter.com/nilerodgers/status/997845355319431168
◎リサ・ルーカスによる投稿
https://twitter.com/likaluca/status/997834766664765441
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