2018/05/16
オペラ界永遠の歌姫として没後40年以上たった今もなお絶大な人気を誇るソプラノ歌手、マリア・カラスが、5月18日放送のNHK・Eテレ『らららクラシック』に登場する。
カラスは、圧倒的な歌唱力と“歌う女優”と評された胸をうつ演技力と表現力で人々を魅了し、波乱万丈な私生活でも常に注目を浴びた、元祖・セレブリティであり、“絶対的ディーヴァ”。その圧倒的な技術で、それまでは難しすぎてあまり歌われることのなかった難役を含むオペラの演目を復活上演させたり、カラスの登場でオペラ界のレベルが格段にアップしたことから、BC(Before Callas=カラス以前)とAC (After Callas=カラス以後)という言葉が出来たほど。いまでこそ、ポップスの世界でも使われる“歌姫”という言葉も、カラスが元祖と言われている。
そんなマリア・カラスが、今回Eテレ『らららクラシック』で取り上げられる。ドラマティックなカラスの人生のエピソードや、貴重な歌唱シーンの映像も多数紹介される予定で、なかでも、1974年にNHKホールで行った伝説の東京公演の映像は圧巻。一度、オペラの表舞台から遠ざかったカラスが、意を決して最後の世界ツアーに出て来日、生の歌声を披露した貴重映像となっている。
普段あまりオペラに馴染みのない人も、カラスのドラマティックな歌声に一度耳を傾けてみてはいかがだろうか。
◎番組情報
NHK Eテレ『らららクラシック』
~解剖! 伝説の名演奏家 永遠の歌姫 マリア・カラス
2018年5月18日(金)午後9:30~10:00
http://www4.nhk.or.jp/lalala/
◎リリース情報
マリア・カラス『伝説の東京コンサート 1974』
※東京公演のツアー・パンフレット復刻版つき
ブルーレイ:WPXS-90005
DVD:WPBS-90269
発売中
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