2018/05/09
【第70回カンヌ国際映画祭】の男優賞・脚本賞W受賞作『ビューティフル・デイ』。本作の本編映像が公開された(https://youtu.be/ALTUNJ9-rzg)。
本作では米英の傑出した才能のコラボレーションが実現。主演は、アカデミー賞に3度ノミネートされた確かな演技力の持ち主であり、ポール・トーマス・アンダーソン、スパイク・ジョーンズ、ウディ・アレンらとのタッグで類い希な個性を発揮してきたホアキン・フェニックス。監督は、1999年に『ボクと空と麦畑』で鮮烈なデビューを飾り、恋人の死に接した若き女性の彷徨を描いた青春映画『モーヴァン』、美しき母子の歪んだ関係性に迫った心理サスペンス『少年は残酷な弓を射る』でセンセーションを巻き起こしてきたリン・ラムジー。音楽は、本年度【第90回アカデミー賞】作曲賞にノミネートされた映画『ファントム・スレッド』や、グラミー賞最優秀映画サウンドトラック賞にノミネートされた映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07年)など、今や映画業界から引っ張りだこのジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)が手がけている。
リン・ラムジー監督は、本編で使用する楽曲について「映像が完成してから楽曲を作ることはしたくない」ということで、撮り終えた映像を少しずつジョニーに送った。彼はその映像にインスピレーションを受けて曲を作り、監督は出来上がったスコアを聞いて映像の編集にも手を加えるという作業を繰り返し、映画を完成させたとのこと。なお、本作の楽曲を依頼した時はレディオヘッドがツアー中だったため、当初はオファーを受けることができないかもしれないと消極的だったジョニーも、今回解禁となる映像を観てすぐに快諾してくれたそう。監督は「音楽自体がこの作品のキャラクターの1人になっている」と語っている。
公開された本編映像には、ジョニーが手掛ける緊迫感のある楽曲、そして夜の路地裏で何者かに襲われても全く動じることなく相手をぶちのめす、得体の知れない不気味さを醸し出す男を演じるホアキン・フェニックスの表情が映し出される。
◎公開情報
『ビューティフル・デイ』(PG-12)
2018年6月1日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督・脚本:リン・ラムジー
音楽:ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)
出演:ホアキン・フェニックス、ジュディス・ロバーツ、エカテリーナ・サムソノフ、ジョン・ドーマン、アレックス・マネット、アレッサンドロ・ニヴォラほか
配給:クロックワークス
(C)Why Not Productions, Channel Four Television Corporation, and The British Film Institute 2017. All Rights Reserved. (C)Alison Cohen Rosa / Why Not Productions
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