2018/04/28 12:00
去る4月20日に、アヴィーチーことティム・バークリングが滞在先のオマーンで死去した。死因は明確にされていないが、犯罪の可能性はないことと、自殺を示唆する声明が発表されている。いずれにせよ、EDMシーンを牽引してきたアヴィーチーの死は衝撃的で、哀悼の声が世界中に広がっている。
スウェーデンから登場し、2010年代の音楽シーンで常にトップを走っていたアヴィーチーであるが、日本におけるブレイクはかなり遅かった。最初に世界的に大ヒットした楽曲は、2014年のシングル「ウェイク・ミー・アップ!」。日本でもHot100の最高位は6位となっている(【表1】)。この数字だけ見るとすごく売れたようにも見えるが、実際のセールスポイントは37位止まり。当時はラジオでのオンエアが相当数あったため(オンエア回数の最高位は4位)チャート上では上位だが、日本での実績はマスコミ先行型であったのがよくわかる。
その事実は、アルバムの動きで見ればさらに顕著だ。この「ウェイク・ミー・アップ!」を収録したファースト・アルバム『トゥルー』も、最高位は37位(【表2】)。しかも、2014年のリリース当時は圏外であり、この最高位は初来日公演が行われた2016年6月の記録だ。
とはいえ、セカンド・アルバム『ストーリーズ』(2016年)は初登場3位だったし、その年に来日公演が実現して、一般的にも認知が広まった。ようやく日本での評価も追いついてきたからこそ、彼の死は残念でならない。この哀しいニュースの後に、アヴィーチーの作品は軒並みチャートを再び上昇しているが、今まで以上に評価されることを願いたい。
Text: 栗本斉関連記事
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