2018/04/27
故アヴィーチーことティム・バーグリングの遺族が2018年4月26日、死因が自殺だったことを示唆する内容の声明を発表した。
「私たちの愛するティムは探求者で、実存的な問いの答えを探し求める脆い芸術的精神の持ち主でした」と声明は始まり、「ツアーをやめた時、彼は幸せでいることと、一番やりたいことである音楽を続けるためのバランスを人生に見いだそうとしていました。彼は“有意性”、 “人生”、“幸せ”について深く悩んでいました。もう限界を迎えていました。彼は安らぎを見いだしたかったのです」と綴られている。
遺族は4月23日にも、「ティムの音楽を愛し、彼の曲の大切な思い出がある皆様にとても感謝しております。集会を開いたり、教会の鐘で彼の音楽を奏でたり、【コーチェラ】でのトリビュートや世界中で行われた黙祷など、ティムに敬意を表するイニシアチブ全てに対し、御礼申し上げます」と、アヴィーチーのファンやアーティスト仲間から寄せられた哀悼の意に感謝するメッセージを公開していた。
アヴィーチーは4月20日にオマーンのホテルの一室で亡くなっているのが見つかったが、2回行われた検視によって犯罪の可能性がなかったことが確認されていた。過去には自身の健康問題についても明かしており、急性膵炎を発症したことも2016年に突然ツアーから引退した要因の一つだった。
新たな声明には更に、「ティムは自分が置かれたビジネス・マシーンには向いていませんでした。彼はファンを愛していましたが注目を浴びることを嫌う繊細な男でした」と綴られている。
アヴィーチーのレコード・レーベル社長のニール・ジェイコブソンも、彼が亡くなる直前まで“何年かぶりの傑作”アルバムの制作に励んでいたことを明かしたが、リリースの可能性はまだ不透明だ。
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