2018/04/18 13:44
2018年4月23日付(集計期間:2018年4月9日~4月15日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、松任谷由実のベスト・アルバム『ユーミンからの、恋のうた。』が総合首位を獲得した。
2012年11月にリリースされた前作ベスト『日本の恋と、ユーミンと。』に続く二部作であり、前作には未収録の45曲を収録した『ユーミンからの、恋のうた。』は、初動3日間で67,172枚、初週累計では102,645枚を売り上げてフィジカル・セールス1位、ルックアップ4位をマーク。好調な売上実績と比べてルックアップが若干伸び悩んでいるようだが、前作ベスト『日本の恋と、ユーミンと。』が前週82位から当週18位までジャンプアップしているように、アーティストや関連作品の露出と合わせてチャートを上昇できるのが、コンピレーション・アルバムの強み。今作も次週以降、セールスやルックアップの初動の勢いを維持、あるいは加速させる可能性は十分にあると思われる。
4月27日公開の映画『ママレード・ボーイ』主題歌「恋」や、フジテレビ系【平昌五輪】中継テーマ曲に起用された「ハロー カゲロウ」などを収録したGReeeeNの約1年半ぶりオリジナル・アルバム『うれD』は、初週累計21,759枚を売り上げてフィジカル・セールス2位をマーク。また、ダウンロードは2,674ユニットを売り上げて4位、ルックアップは33位となり、総合2位で初登場した。こちらもルックアップに伸びしろが見られるので、4月28日のレンタル・ショップ解禁以降の動きが注目される。
前週の集計でフィジカル・セールス10万枚を突破した『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』。当週は5,488枚を売り上げてフィジカル・セールス11位、3,849ユニットを売り上げてダウンロード2位、ルックアップは19位をマーク、総合順位を前週から一つ上げてトップ3内返り咲きを果たした。今回で13週目のチャートイン、9週連続のトップ5入りとなる。
総合4位にはFTISLANDの日本8枚目オリジナル・アルバム『PLANET BONDS』、5位には前週1位だったBTS (防弾少年団)『FACE YOURSELF』と、K-POP作品が続いている。
ブルーノ・マーズが4月11日、12日、14日、15日の4日に渡ってさいたまスーパーアリーナにて来日公演を行い、チケットはすべてソールド・アウト、多くのメディアや著名人らが関心を寄せた。その注目度の高さを裏付けるように、最新アルバムでありグラミー受賞作品の『24K・マジック』が前週36位から当週15位、1stアルバム『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』が前週70位から当週37位、2ndアルバム『アンオーソドックス・ジュークボックス』が前週100位圏外から当週66位と、過去3作のオリジナル・アルバムがすべて100位内にエントリーしている。
これらを牽引しているのが、ダウンロードでのセールスだ。『24K・マジック』は10位、『ドゥー・ワップス&フーリガンズ』は16位、『アンオーソドックス・ジュークボックス』は33位となっている。洋楽リスナーのデジタル指向の強さが窺える結果と言えるだろう。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『ユーミンからの、恋のうた。』松任谷由実
2位『うれD』GReeeeN
3位『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』V.A.
4位『PLANET BONDS』FTISLAND
5位『FACE YOURSELF』BTS (防弾少年団)
6位『BOOTLEG』米津玄師
7位『魚図鑑』サカナクション
8位『BIG YELL』ゆず
9位『GRANBLUE FANTASY ORIGINAL SOUNDTRACK Paradise Lost』V.A.
10位『What is Love?』TWICE
11位『クリープ・ショー』Creepy Nuts
12位『THE EMPiRE STRiKES START!!』EMPiRE
13位『tricolore』Trignal
14位『クソ野郎と美しき世界 THE BASTARD AND THE BEAUTIFUL WORLD -Original Soundtrack-』クソ野郎★ALL STARS
15位『24K・マジック』ブルーノ・マーズ
16位『「からかい上手の高木さん」 Cover Song Collection』高木さん(高橋李依)
17位『Everybody!!』WANIMA
18位『松任谷由実 40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。』松任谷由実
19位『Finally』安室奈美恵
20位『Blooming Days』EXO-CBX
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