2018/03/26
エアロスミスのフロントマンとして長年ロック界を牽引してきたスティーヴン・タイラーは、そのイメージ通りに型破りな逸話に事欠かない人物だ。年齢的にだいぶメロウになったとは言え、彼の衰え知らずの創造性や前向きなエネルギーは同僚や若いミュージシャンから今もなお尊敬され続けている。
タイラーは2016年、キャリア43年目にして初ソロ・アルバム『サムバディ・フロム・サムウェア』をリリースしたが、2018年5月15日に公開される新ドキュメンタリー『Steven Tyler: Out On A Limb』では、このカントリー色の強いアルバムのレコーディング風景や、同作を携えたツアー【Out on a Limb】の舞台裏やライブ映像と共に、タイラー自身のインタビューや関係者の証言を交えながら、70歳を目前にしても冒険心を失わない彼のいきいきとした姿が浮き彫りになる。
監督はケイシー・テボ(Casey Tebo)で、本人の他にバックバンドのThe Loving Mary Band、ロバート・デレオ(Robert Deleo)、ジャレン・ジョンストン(Jaren Johnston)、スターファイターズ(Starfighters)、そして盟友スラッシュのインタビューが含まれている。公開された予告編でスラッシュはタイラーについて、「この業界で本当に尊敬している人物の一人だ」と明かし、「彼は周りの人たちにとっていい手本となる人物だ」と称賛している。
タイラーの代理人は、このドキュメンタリーは彼が”ソロ・パフォーマー、そして新しいジャンルの音楽へとギア・チェンジする際の課題を受け入れる”道のりを追った”親密なポートレート”であるとコメントしている。
『Steven Tyler: Out On A Limb』は5月10日に開幕する【第49回ナッシュビル・フィルム・フェスティバル】でのオープニング上映が決定している。またタイラーは今夏にナッシュビルのThe Loving Mary Bandと共に全米を回るツアーも予定されている。
◎Steven Tyler: Out on a Limb
https://www.youtube.com/watch?v=P4j7ozZaUg4
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