2018/03/08 04:00
サカナクションの楽曲「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」が、今夏開催される【ミラクル エッシャー展】の公式イメージソングに決定した。
20世紀を代表する版画家のひとり、マウリッツ・コルネリス・エッシャー (1898-1972)。生誕120年を記念して開催する本展では、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵品から選りすぐりの約150点を日本初公開。代表的な“トロンプ・ルイユ(だまし絵)”の作品に加え、実際にありそうで現実には存在しない『相対性』など代表作のほか初期の作品や木版、直筆のドローイングなどから、エッシャーが唯一無二と評される作品を生み出す過程を8つのキーワードを通じて紐解いていく。
公式イメージソングには、エッシャーが好んで聴いていたというバッハにちなみ、サカナクションの「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」が起用される。本楽曲を使用したテレビCMは4月以降放送予定とのこと。また、展覧会ナビゲーターには、お笑い界の唯一無二の存在として独自のスタイルで人気を博しているバカリズムが決定。音声ガイドにも初挑戦し、奇想の版画家として唯一無二の作品を創作してきたエッシャーの世界へと誘う。
◎山口一郎(サカナクション)コメント (一部抜粋 *全文は情報解禁後、公式サイトにて紹介)
僕は小学生の頃、画家である母の本棚で初めてエッシャーの作品と出会いました。
絵の中で迷子になってしまったような、毒だけど美味しい果物のようなエッシャー独特の世界観に子供ながらびっくりしたことを忘れられません。
社交嫌いだったエッシャーの唯一の趣味が、バッハを聴くことだったと聞きました。
自分達の音楽がエッシャーの作品と、このような形で関われたことを本当に嬉しく思います。
たくさんの方がエッシャーの作品と触れる機会になることを祈っております。
山口一郎(サカナクション)
◎バカリズムコメント全文
エッシャーは 20 世紀を代表する版画家のひとりですが、その独特な作風からか、美術の世界でも異端な存在だったそうです。性格はシャイで社交嫌いでひねくれもの、趣味も少なく、弟子も持たずたったひとりで版画作品をつくり続けたとも聞きます。そんなエッシャーになんだかとても親近感を感じます。
音声ガイドでは作品の解説はもちろん、知られざるエッシャーの素顔もご紹介したいと思います。この展覧会をきっかけに、よりエッシャーを好きになっていただけることだと思います。楽しいガイドになるように頑張りますので、皆さんぜひ会場でお聞きください。
◎イベント情報
【生誕 120 年 イスラエル博物館所蔵
ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵 supported by 弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所】
2018年6月6日(水)~7月29日(日)
東京・上野の森美術館
開館時間:10:00~17:00 金曜日は20:00まで
チケット:
当日券:一般:1,600 円/高・大学生:1,200 円/小・中学生:600 円
前売券:一般:1,400 円/高・大学生:1,000 円/小・中学生:500 円
数量限定 特製クリアファイル付前売券:1,400 円
数量限定 図録付前売券:3,500 円
《相対性》 1953年 All M.C. Escher works copyright (C) The M.C. Escher Company
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