2018/02/21
2018年2月21日に、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』のリー・アンクリッチ監督とエイドリアン・モリーナ共同監督の来日記者会見が開催された。
本作を象徴するマリーゴールドの花で飾られたオフレンダ(祭壇)から舞台に登場したリー監督とエイドリアン共同監督。本作はピクサー史上初めて、音楽をテーマに作られた物語で、【アカデミー賞】主題歌賞にノミネートされている楽曲「リメンバー・ミー」は、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」の作曲家クリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが新たに生み出した名曲だ。本作の楽曲制作にも携わったエイドリアン共同監督は「映画の初期段階から音楽が重要な役割を果たすと思っていました。歌う人や場面、アレンジによって全く意味が変わる歌なんです。忘れないことの大切さがテーマですが、一番最初に感じた美しさをいまだに感じます」と楽曲への思いを明かし、ディズニーの新たな名曲が誕生したことに自信を見せた。
この日、日本版声優を務めた石橋陽彩(主人公ミゲル役)、藤木直人(へクター役)、松雪泰子(イメルダ役)も登壇。ディズニー/ピクサーの声優初挑戦となった3人は「声優初挑戦でこんな大役をやらせて頂き光栄でしたが、初めは緊張と不安しかなかったです。でもミゲルの真面目で一直線に駆け走る真面目なキャラクターができたと思います」(石橋)、「大きなプロジェクトに参加させて頂いたと感じています。大人の方が見ても感動できるストーリーなので、ぜひ大人の方にも見て頂きたいと思います。一番好きなピクサー作品が『トイ・ストーリー3』だったのですが、リー監督の作品と聞いて納得です」(藤木)、「衝撃を受けるほどの圧倒的な映像美と曲で、どの曲も魂に響いてくる美しい曲でした。世代を超えた深い愛や思いや絆が全編を通して見事なストーリー展開に感動しました。威厳と強さを持ったイメルダを声で表現するので丁寧に演じましたが、とても楽しい体験でもありました」(松雪)と喜びの心境を明かした。
さらにリー監督も3人の吹替を見て「3人とも本当に素晴らしかったです。この作品に関わってくれて嬉しいですし、オリジナルの声優を大切に思いつつご自身の色を出してくれたことで日本の皆さんに寄り添うキャラクターになったと思います」と絶賛。そんな両監督に向けて、藤木と石橋から楽曲「リメンバー・ミー」の歌のプレゼントが贈られた。石橋と藤木が2人でパフォーマンスをするのはこの日が初めてのことで、藤木のギター演奏に乗せて、石橋が美しく歌う「リメンバー・ミー」に、会場中が大きな感動に包まれた。感動的なパフォーマンスにリー監督は「本当に美しかったです。シンプルに見えて難しく複雑な曲なんですよね。ハグさせてください!」と石橋に熱烈なハグ。藤木も「石橋君の歌声は金メダル級!」と絶賛した。
◎『リメンバー・ミー』予告編
https://youtu.be/2Q8h8hJvN4A
◎公開情報
『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』
2018年3月16日(金)より全国順次ロードショー
監督:リー・アンクリッチ
共同監督:エイドリアン・モリーナ
製作:ダーラ・K・アンダーソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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