2012/07/23
ザ・フーが活動再開し全米ツアーを実施することを先週お伝えしたが、その最終日となるロード・アイランド州プロビデンス公演で、33年前のチケットが使えることがわかった。というのも、1979年に予定されていた彼らのプロビデンス公演が、観客が押しかけ11人が亡くなったオハイオ州シンシナティ公演の惨事を受け、市長が安全を理由に許可しなかったために中止されていた。当時チケットは払い戻しされたものの、それをせず記念に保存している数多くのファンがいることから、今回の計らいになったという。
33年ぶりのプロビデンス公演が予定されているのは来年2月26日で、33年前と全く同じコンサート会場(現ダンキン・ドーナッツ・センター)となる。ローレンス・ルポール総責任者によると、問題はチケットの保有者が果たして大切に保存していたチケットを手放すかどうか、ということらしい。単純にチケット価格だけを比較すると、当時の価格は14ドル(1120円)で、現在のチケットが57.5ドル(4600円)から127.5ドル(1万200円)とかなりお得。しかしながら、彼が真っ先にこのことを伝えたWPROラジオでは、誰一人電話をかけてこなかったそうだ。ルポール氏は「保有者は私の事務所にぜひ電話して欲しい」としている。
33年前のチケットは種類を問わず全て有効で、回収されたチケットは、“スペシャル・オリンピックス・オブ・ロード・アイランド”基金のために使用されることになっている。
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