2017/11/03
prediaが、10月22日 埼玉・大宮ソニックシティ・大ホールにて開催された【『アニ玉祭2017』スペシャルステージ~ヨナヨナ・フェス2017】に出演。堂々のパフォーマンスで会場を沸かせるとともに、出演陣とのトークに花を咲かせる。またイベントのトリを務めたオッド・アイのステージでは、メンバー沢口けいこを中心とした感動的な光景が生まれ、和やかな一体感に包まれるのであった。
とは言っても、この日は強大な台風接近中。チケットを手に入れ大宮まで足を運びつつ、物販後に家路に急ぐ人もいたようだ。そんな天候にも関わらず、会場には本イベントのメインとなる文化放送 超!A&G+番組『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』の貴族リスナー筆頭に、遠くは韓国から参戦するほど、大勢の観衆が詰め掛けていた。なお、prediaは同番組 火曜日アシスタントを沢口けいこが務めていることがキッカケとなり出演が決定。沢口は番組で生まれたオッド・アイ(メインMC 鷲崎健&水曜日アシスタントの学園祭学園 青木佑磨との3人組アイドルユニット)としても今回トリでステージに立った。ここでは、ヨナヨナリスナーにとっては失礼な形となるが、predia、オッド・アイのライブの様子を中心に記録していく。
<predia「おけけ様、今日はよろしくお願いします!」>
鷲崎健と学園祭学園のセッションによる番組OPテーマ曲「ヨナヨナ ~Yoke of Nights~」より幕を開けたイベントは、まず学園祭学園のライブからスタート。初見のリスナーたちも青木佑磨の軽妙なトークに惹きこまれ、楽しいひと時に。また場転中には、番組の名物コーナー「深夜の三角コーナー」より選りすぐりの三角戦士の名楽曲が届けられた。そして、いよいよprediaのライブパートへ。
ステージ前の円陣は「おけけ様、今日はよろしくお願いします!」だっと言うpredia。ライブは「壊れた愛の果てに」「you slipped away」、そして新曲「Ms.Frontier」と“prediaにしか出せないカッコよさ”を貫いたクールな楽曲たちが送られる。彼女たちは今、1ピース欠けた状態でのパフォーマンスを余儀なくされているが、この大舞台、ただ楽しむだけでは終わらせない。気迫の表情で襲い掛かるように歌い踊る。“10人じゃなきゃ…”一人一人が抱くその想いも、メンバーが苦しいときにこそやはり強くにじみ出るようで、きっと彼女も安心していまは休養へ努めることができているだろう。そんな情景も浮かび上がるほど息詰まるライブを展開していった。
右手で右目を覆うキメがどこか“オッド・アイ”ポーズをこの日は思わせた「禁断のマスカレード」からラスト「ギリラブ」へ。今宵のパーフェクトクイーンは誰の手に? それは、ヨナヨナで沢口がパーフェクトクイーンになった話をすると再三「なんで俺じゃないんだ!?」と言い放っていた 鷲崎健 が、ここに来て遂にその座を手にしたのであった。パフォーマンス後には、鷲崎、青木を交えてのトークコーナーも。ここでは「やってみたいラジオ番組は?」の質問に まえだゆうが「恐竜を生き返らせるヤツ」と奇想天外な回答をしたり、桜子が松本ルナを“スベるヤツ”と揶揄し「性格悪いワルイー」娘と称されるなど、ラジオさながらの好テンポの笑いが生み出されていった。
<さらにprediaのことも“もっともっと好きなる”そんなヨナヨナ・フェスだったかな>
青山「オッド・アイでの方が目がキラキラしてない?」
沢口「だって…楽しいんだもん(笑)」
笑いの絶えなかったトーク後も、ヨナヨナMC陣が残ったステージ上では、鷲崎健のディレクションにより沢口けいこ「無の顔」というオモシロ顔が誕生するなど終始盛り上がりを見せる。続いての鷲崎健 with学園祭学園のライブステージでは、青木佑磨も一緒にやりたかったという「ロリポップ」、清浦夏実とのデュエット曲「radio prayer」(清浦パートは青木佑磨が歌唱)、リスナーを巻き込んでの「SE・KI・LA・LA」と“神セトリ”が届けられ、ラストは番組EDテーマ「ダーリンダーリン」で締めくくられた。
イベントも終盤、いよいよトリの“オッド・アイ”が登場。「ヒトツメの恋」のイントロから場内総立ちで大歓声が送られる。それはライブ初披露とは思えないほど息の合った“おっお!”の掛け声で、もはやアンセム。prediaでは歌唱パートも多くない沢口であるが、オッド・アイでは常にセンター&メインボーカルを務め、アイドルのピンク担当に相応しいキュートな笑顔を放つ。そのサイドを固める業界屈指のメロディメーカー 鷲崎、青木は、「Sweet My Soul」時に まるでダスキンのモップと称したボンボンを手にアドリブ・ダンスで花を添える。また「ヤーヨは二人のあいことば」で勢いにのって“ロックンロール!”と叫んだ沢口を、“PERSONZ(パーソンズ)のJILLさん”と例えるあたりは、水ヨナっぽい。楽曲もトークも存分に楽しめるオッド・アイのライブは時の経過もあっという間であり、それはメンバーも同じく思ったことで「ワンマンできるくらいの曲を作りたいな」とこぼすほど。そしてラストナンバー、青木がリスナーとして沢口を見て書き下ろし 鷲崎も絶賛の「24時からのシンデレラ」が送られる。
これまでのラジオの映像をバックに、もう耳に癖づいてしまった沢口けいこの誠実な歌声が響く。愛嬌と一生懸命さと精一杯いまを楽しむ彼女の歌う姿に頬が緩む。何でも卒なく対応する彼女はヨナヨナが始まった当初、「わたしファン少ないですから」、握手会はいつもメンバー内で「すぐ終わる」ともらしていた。そんな彼女がヨナヨナで見せる ハロヲタ、牛丼/ビール好き、人見知り…様々な一面。どれも素朴であるかもしれないが、それも笑い話となり、オンエアを重ね毎に多くの人を惹き付けていった。それが今やprediaのセンターにも選ばれるようになり、握手会は長蛇の列。まさに「5巻から面白くなった漫画だ」(青木)、「ドカベンだ!」(鷲崎)である。
そんな彼女に送られた「24時からのシンデレラ」はどの詞を摘んでも胸を打たれ、あの日の“けっけ”が蘇る。それがいま目の前の彼女の心が歌とリンクし、みんなの胸を揺さぶっていた。だから 「…好きだよ」って もっと聞かせて と歌う“けっけ”へ、“好きだよ!”と何度も大声で叫ばれていた。この感動の瞬間は、prediaメンバーも客席から見ていたようで、再びステージへ呼び込まれたときには涙していた。「私は泣いちゃイケナイんですよ。」普段あまり涙を見せない桜子さえも。
最後に沢口けいこの挨拶。
すごいホント幸せだなということを、今日感じることができました。オッド・アイは、すごい楽しくて、ずっとアイドルやりたかった私にとって、凄く凄く幸せなんですよ(笑)
最初は正直「大人アイドルってなんだよ!?」って思ってました、ここだけの話ね。だけど、メンバーが見守ってくれたり、泣いてくれる。本当にすごい「いいグループにいるんだなあ」ってことを今日改めて感じて、さらにprediaのことも“もっともっと好きなる”そんなヨナヨナ・フェスだったかなと思います。
ありがとう、皆さん。
鷲崎さんも、ゆーまさんも、見つけ出してくれてありがとうございます。
と、大歓声の鳴り止まぬ中“ヨナヨナパップー”と、イベントの幕は下ろされた。イベント後の番組放送では、興奮冷めやらぬ多くのリスナーからコメントが寄せられる。また翌10月31日の放送では、prediaメンバーも登場し、あの日のトークと『Ms.Frontier』話に花を咲かせた。なお次週(11/7)の「深夜の三角コーナー」は未知のテーマ“フロンティア音源”で、predia湊あかねが遂に降臨するかも?とのことだ。prediaといまや密接な関係にある『ヨナヨナ』は是非チェックしておきたい。そして、鷲崎健も「なんか今度イベントある時は学園祭学園と、predia抜きにはやっぱりなんかやりたくないな」とイベントで語っていたが、次回の何かしらにも期待したい。そしてprediaは、開催中の7周年ツアーをハデに締めくくるべく、日々躍動している。
※岡村明奈 復帰を発表!
◎リリース情報
シングル『Ms.Frontier』
2017/10/25 RELEASE
<Type-A(CD+DVD)> CRCP-10383 1,852円(tax out.)
<Type-B(CD)> CRCP-10384 926円(tax out.)
<Type-C(CD)> CRCP-10385 / 926円(tax out.)
◎ツアー情報
【predia 7th Anniversary tour】
9月16日(土)宮城 CLUB JUNKBOX ※終了
9月24日(日)福岡 BEAT STATION ※終了
10月7日(土)大阪 ESAKA MUSE ※終了
10月8日(日)愛知 SPADE BOX ※終了
10月15日(日)埼玉 HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3 ※終了
11月12日(日)北海道 cube garden
11月23日(木・祝)東京 日本青年館ホール ※Final
http://predia-party.jp/
撮影:Jumpei Yamada
取材テキスト:フルカワタイスケ
ヨナヨナ・フェス、predia出演させていただきました!沢口けいこはオッド・アイとしても出演させていただきました!ありがとうございました!
— predia 7周年ツアー開催中 (@pre_dia) 2017年10月22日
動画は本日の『ギリラブ(パーフェクトクイーンは鷲崎さんver)』!https://t.co/Z08GOCJjXe#PRedia pic.twitter.com/MchmroZtr6
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