2017/10/28 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、公演延期となっていたエド・シーランの日本を含むアジア・ツアーの話題から。先週、自転車事故による骨折のため、2017年10月22日からスタートする予定だったアジア・ツアーの延期を発表したエドは、医師の診断により、11月11日のシンガポール公演からツアーを再開することを発表した。また、延期となっていた大阪、東京、マニラ公演は、2018年4月に振替公演を行うことが決定。しかし、台北、ソウル、香港、ジャカルタ公演は来年への振替が不可能だったためキャンセルとなった。なお、日本公演については、発券済みの全てのチケットは、それぞれ指定の振替公演日に有効となり、来場出来ない場合はチケット払い戻しとなる。
エド・シーラン、ジャパン・ツアーの振替公演日決定
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替わって、来年開催の【第52回NFLスーパーボウル】について。現地時間2017年10月22日、ジャスティン・ティンバーレイクが、【第52回NFLスーパーボウル】のハーフタイム・ショーへ出演することを自身のTwitterで発表した。ジャスティンがスーパーボウルのハーフタイム・ショーでパフォーマンスを行うのは今回で3度目。2001年にイン・シンクのメンバーとして、2004年にジャネット・ジャクソンと共演し、ジャスティンが誤ってジャネットの胸を生放送で露出させてしまうというアクシデントがあったが、この事件について、『サンデー・ナイト・フットボール』のハーフタイム中に放送された短いインタビューで「もうあんなことは起こらないよ。」と苦笑いで答えた。
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続いては、セレーナ・ゴメスの新曲リリースについて。最近新しい音楽をコンスタントにリリースしているセレーナ。「It Ain’t Me」、「Bad Liar」、「Fetish」は全米TOP40入りしており、10月25日にはDJマシュメロとのコラボ曲「Wolves」も発表したばかりだ。そんなセレーナは、Apple Musicのゼイン・ロウの番組に出演した際、アルバム2枚分ほどの楽曲のストックがあることを明かし、「自分で仕切りたい。いい作品にしたいし、準備万端でありたいし、無理をするようなこともしたくない。もう間もなくよ」と何らかのリリースが近いことを示唆した。
セレーナ・ゴメス、DJマシュメロとコラボ曲「ウルヴス」を遂にリリース
セレーナ・ゴメス、新曲のストックがアルバム2枚分 リリースは「もう間もなく」
さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ピンクのニュー・アルバム『ビューティフル・トラウマ』が、堂々のNo.1デビューを果たした。本作は、5年振り通算7作目のスタジオ・アルバムで、2001年リリースの『ミスアンダストゥッド』から6作連続のTOP10入り、前作『トゥルース・アバウト・ラヴ』に続く2作連続のNo.1獲得となった。本作の初動ユニット数は408,000、ストリーミングを除くアルバムの売上は384,000枚と凄まじいセールスを叩きだしており、2017年度の女性アーティストとしては最高記録で、総合でもケンドリック・ラマー『ダム』、ドレイク『モア・ライフ』、エド・シーラン『÷(ディバイド)』に続く4番目の初動ユニット数となっている。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ピンクが女性アーティストとして2017年最高セールスで1位に、グッチ・メイン/ベック/セイント・ヴィンセントがTOP10初登場
そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ポスト・マローンの「ロックスターfeat.21サヴェージ」が2週目の首位獲得を果たした。初登場から3週間2位をキープした後、先週のチャートで遂に1位に到達したポスト・マローンの「ロックスター」。今週もストリーミング・チャートで1位をキープし、R&B、ラップ・チャートでも首位を獲得。イギリスやカナダなど、主要国でもトップに立っている。以下、カーディ・Bの「ボダック・イエロー」が2位、ロジックの「1-800-273-8255 feat.アレッシア・カーラ&カリード」が3位にそれぞれ停滞し、今週はヒップホップ系のアーティストが上位3曲を独占した。
【米ビルボード・ソング・チャート】ポスト・マローン&21サヴェージ首位キープ、ロック・バンド2組がTOP5入り
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