2017/10/27
10月27日はロックの歴史に大きな足跡を残したルー・リードの4度目の命日。2013年10月27日、71歳でこの世を去ったルー・リード。同年にはいくつかの公演をキャンセルし肝臓移植手術を受け、一時はファンに順調な回復を報告したものの、合併症により帰らぬ人となってしまった。
ルー・リードは1942年3月2日、アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン生まれ。1965年にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成、わずか4年あまりの活動期間ながらカウンターカルチャーの旗手としてシーンに台頭し、70年代にはソロ・アーティストとしてデヴィッド・ボウイらの力を借り「ワイルド・サイドを歩け」(1972年)などの名曲とともに広くその名が知られるように。挑戦的な音楽性とオリジナリティ溢れるギタープレイ、文学性の高い歌詞による唯一無二の世界観はのちの音楽界/ミュージシャンたちに絶大な影響を与え続けている。
2017年はアンディ・ウォーホルのプロデュースによる『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』(1967年)のリリースからちょうど50年。同作は発売当時はヒットしなかったものの、ロック史における重要作品として印象的なバナナのジャケットとともに、今も多くの人々に愛されている。
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