2017/08/18
8月16日、17日の2日間にわたり千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールにて開催された【第12回高校生RAP選手権】で、Core-Boyが優勝を掴んだ。
今回は、同大会で初めて2daysでの開催となり、1日目は翌日行われる大会本戦トーナメントの組み合わせ抽選会が行われた。その後、伝説のヒップホップ集団“NITRO MICROPHONE UNDERGROUND”などのメンバーに加え、高校生RAP選手権の出場を経て大きな飛躍を遂げた面々など、多彩かつ豪華ラインナップが集結しライブが繰り広げられた。
大会本戦トーナメントが行われた2日目には、大阪・東京会場の予選オーディションを勝ち抜いた16名が参戦。年度が変わり、今大会から出場資格を得た出場者や本戦初登場も多く、新たなスターの台頭が期待される会場に全国からオーディエンスが来場した。初戦から前回大会のベスト4を初登場が破る展開に、今大会もレベルの高さを期待させる幕開けとなり、悲願の大会制覇、初の女性チャンピオン、本戦初登場による王者、それぞれの想いをかけて熱いバウトが繰り広げられた。
そして迎えた決勝は、前回大会の決勝で惜しくも優勝を逃したCore-Boyと、そのCore-Boyに2回戦で敗れたG-HOPEによる因縁の対決。悲願の優勝をかけた戦いに会場のボルテージが一段と高まる中、Core-Boyが前回の準優勝という雪辱を果たし第12回の王者に輝いた。大会総括として審査委員長を務める漢a.k.a.GAMI は、「今回は拮抗した試合が多かった。審査委員みんなと相談して決めることが多かった」とレベルの高さを語った。
優勝を果たしたCore-Boyは「今回の場合はメンバーがメンバーで一人一人が色濃くて優勝した奴がメディアに真っ先に取り上げられる状態を予想してたので、優勝するのが一番プロモーションになるかなと思っていて。なので優勝できて良かったです」とコメント。MCを務める小籔千豊は「女の子、オタクの子、不良の子、いじめられっ子、これだけバラエティに富んだ大会も珍しいんじゃないかなと思います」と大会を振り返った。また、同じくMCを務めていたやべきょうすけは、「“RAP、何言っているかわからない”という人に、高校生RAP選手権を観て、HIPHOPやRAPの在り方を彼らから学んでほしいです。ジャンルにとらわれず、もっと大人たちがHIPHOPやRAPが根付くために頑張っている彼らをちゃんと観てほしいです」と熱く呼びかけた。
なお、本大会の模様は9月4日午後9時より、16日に行われたライブアクトの模様は9月11日午後9時よりBSスカパー!にて放送される。さらに、第13回大会が 2018年春に開催されることが決定した。
(C)BSスカパー!BAZOOKA!!! 第12回高校生RAP選手権in 幕張
◎放送情報
『BAZOOKA!!!第12回高校生RAP選手権 in幕張』【第12回高校生RAP選手権】本戦
日程:2017年9月4日(月)午後9時~午後11時
MC:小籔千豊、やべきょうすけ
メンバー:くっきー(野性爆弾)、Licaxxx、紗蘭
審査委員長:漢 a.k.a. GAMI
審査員:R-指定(Creepy Nuts)、MARIA(SIMI LAB)、鎮座 DOPENESS、DOTAMA
レフェリー:HIDADDY
DJ:KEN-BO
『BAZOOKA!!! #208』【第12回高校生RAP選手権】ライブアクト
日程:2017年9月11日(月)午後9時~午後10時
出演:AK-69、ANARCHY、Creepy Nuts、NITRO MICROPHONE UNDERGROUND、BAD HOP、ちゃんみな 、EINSHTEIN&言xTHEANSWER
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