2017/08/18
ロバート・グラスパーを中心に、現代ブルーノート・レーベルを象徴する若手アーティスト達によって結成された「ブルーノート・オールスターズ」によるアルバムが2017年9月29日に全世界同時リリースすることが決定した。
ブルーノート・オールスターズは、ブルーノート・レーベルが、2014年に同レーベルの75周年を記念して創られた現代ジャズを牽引するメンバー達が集結したスーパー・グループで、その年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでライブ・デビュー。その後も何度かライブを行っていたが、ついに今年アルバム・リリースが実現することになった。アルバムのプロデュースは現ブルーノート・レーベルの社長であるドン・ウォズと、ロバート・グラスパーの二人が担当する。
アルバムにはロバート・グラスパー(p, key)を筆頭に、アンブローズ・アキンムシーレ(tp)、マーカス・ストリックランド(ts)、リオーネル・ルエケ(g)、デリック・ホッジ(b)、ケンドリック・スコット(ds)といった、それぞれがソロでブルーノート・レーベルよりアルバムをリリースしている若手アーティスト達が参加。
収録曲はバンド・メンバーのそれぞれのオリジナル楽曲に加え、ウェイン・ショーターの楽曲2曲が収録。そのうちの1曲は1965年にブルーノート・レーベルよりリリースされたウェイン・ショーターの代表作『スピーク・ノー・イーヴル』に収録されている「ウィッチ・ハント」の18分にもなる壮大なカバー。
ウェイン・ショーターのカバーのもう1曲は「マスカレロ」で、上記6人のメンバーに加えスペシャル・ゲストとしてウェイン・ショーター本人とがソプラノ・サックスで、更に彼の長年の音楽パートナーであるハービー・ハンコックもピアノで参加し、世代を超えたコラボレーションが実現している。
アルバムには全11曲収録、CD2枚組の形態でリリースとなり、収録分数も90分におよぶ大作。さらに日本盤にはボーナス・トラック1曲が収録予定となっている。
◎リリース情報
ブルーノート・オールスターズ『アワー・ポイント・オブ・ヴュー』
SHM-CD(2CD)/UCCQ-1072/3
3,000円(tax out.)
※全収録楽曲は後日公開
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