2017/07/21
戦国武将たちによって結成されたバンド、戦国時代―The age of civil wars―が、2017年7月14日にロンドンTobacco Dockにて開催された【HYPER JAPAN Festival 2017】に出演。初のライブを行った。
【HYPER JAPAN Festival】は毎年ロンドンにて行われる日本の文化/製品などあらゆる魅力を一度に体験出来る、イギリス最大かつ唯一の総合展示/販売ショーで、3日間で約6万人以上を集客する。戦国時代―The age of civil wars―はこれまでメンバーが姿を一切現していないこともあり、会場には日本好きの若者たちが多く集まった。
セルフタイトルでもある「戦国時代―The age of civil wars―」のオープニングSEとともにNao-A(vo)とKz(g,vo)が満を辞してステージに登場すると、ロンドンのオーディエンスから熱狂的な歓声が湧き上がる。Nao-Aの「Are you ready?」という掛け声で始まった1曲目は、戦国時代という謎のバンドが世に誕生した戦始第1弾作品「狂歌乱舞」。左右のスクリーンには同楽曲のMVが映し出され、これまでイラストでしか存在していなかったメンバーが画面から飛び出してきたような、2次元と2.5次元を同時に体感出来るパフォーマンスを見せつけた。また、スクリーンの字幕には英訳が添えられ、ロンドンのファンにも楽曲の世界観がわかりやすく伝えられた。
続いて演奏された「常翔」では畳み掛けるようにKzの歌声が重なりツインボーカルの魅力が存分に発揮されていた。所狭しと動き回る戦国武将の姿に自然と観客からも拳が上がる。2曲を終えたところで「Are you having a good time?」「I like Anime.」とNao-Aが英語で語りかけ、日本のアニメのコスプレをしたロンドンのコスプレイヤーたちと一気に距離が縮まるような一面を覗かせた。
その後に続くステージはより一体感を増し、「Lonely」「輪廻の華」を歌い上げたNao-Aは、いよいよラスト1曲に向けて「Here we go!!」と会場を煽った。初ライブのラストナンバーは日本の象徴とも言える桜をテーマにした豪華絢爛な楽曲「SAKURA」。生身の姿のメンバーが魅せる激しいライブパフォーマンスは国境を越えてロンドンのファンをも熱くさせ、名残惜しくも大盛況のうちに幕を下ろした。
イベントを終えて「初ライブがロンドンで本当に嬉しかったです。今度はバンドメンバー全員でここに帰って来たいです」と語ったNao-A。終演後に行われたMEET&GREETでは、初お披露目にしてロンドンのファンと直接触れ合うという貴重な機会を提供。現地のファンは「ライブかっこよかったです!」「またロンドンでライブをしてください!!」などと口々に思いを伝えた。現地ファンの声を直接受けたKzは「ロンドンでも僕たちのパフォーマンスを受け入れてもらえて嬉しいです。日本の皆さんにも会える日を楽しみにしています」とコメントした。
なお、戦国時代―The age of civil wars―は、イベント最終日に大トリとして2回目のライブを実施。初のライブで世界進出を果たした戦国時代―The age of civil wars―のライブを日本で観れる日もそう遠くないかもしれない。
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