2017/07/20 12:45
SKE48の21stシングル『意外にマンゴー』が2017年7月19日にリリースとなり、Zepp NagoyaとZepp Tokyoにて、48グループ史上初の試みとなる2会場同時開催のリリース記念ライブ【SKE48『意外にマンゴー』公演 Supported by ゼロポジ】が開催された。
オープニング前の影アナでは、名古屋会場代表のキャプテン斉藤真木子と東京会場代表の高柳明音が電話でトーク。両会場の様子を伝え合うとカウントダウンに入り、公演がスタートした。
<名古屋会場>
16時過ぎ、Zepp Nagoyaで1回目公演の幕があがると、今回の公演までの道のりやメンバーのSKE48にかける想い、名古屋会場に出演する34人のVTRがスクリーンに映し出され、名古屋会場に集結した34人のメンバー全員で「意外にマンゴー」を披露。センターに大抜擢された小畑優奈を中心に、フレッシュな弾けるパフォーマンスでオープニングを飾った。続いてSKE48もうひとつのマンゴーの曲「マンゴーNo.2」と、SKE48夏の代表曲とも言える「パレオはエメラルド」を全員で披露した。
MCでは斉藤が「『意外にマンゴー』の発売を記念して、リリース日にこうしてライブを行うことができました! さらに、今回は名古屋と東京の会場に分かれて、SKE48の全メンバーが出演しています! AKB48グループでは史上初の試みです!!」と挨拶。今月末での卒業を発表している二村は「SKE48として最後の大きなステージになると思うので、今日は名古屋のみなさんと精一杯盛り上がっていきたいと思います」とコメントした。
今回の公演では斉藤と高柳が制作に携わっており、セットリストもSKE48のレギュラー番組TBSチャンネル『SKE48 ZERO POSITION』のスタッフと一緒に考えたもの。MCを務める後藤楽々は、この公演のテーマが【夏曲】【意外なユニット】【意外なセンター】になっていることを発表し、「ふたり(斉藤・高柳)がやりたいことを提案した“意外なSKE48”を今日は楽しんでください」と挨拶した。
ユニットパートは小畑がセンターを務め、AKB48の楽曲「渚のCHERRY」でスタート。楽々に「ゆなな(小畑)がとにかくやりづらいバックダンサー」と紹介された大矢真那・斉藤・市野成美・福士奈央の4人の前で、さくらんぼが大好物という小畑が愛くるしいアイドル姿でファンの視線を集めると、ノリノリになった大矢が途中で小畑を突き飛ばし、センターを奪うというハプニングも。「涙の湘南」では、歌唱力に定評のある松井珠理奈・惣田紗莉渚・古畑奈和・内山命・犬塚あさなの5人が息の合った迫力のパフォーマンスを披露した。
“借り物夏曲メドレー”と題したパートでは、他グループの楽曲を借り、AKB48の「Everyday、カチューシャ」(センター:佐藤すみれ)、NMB48の「ドリアン少年」(センター:山内鈴蘭)、乃木坂46の「ガールズルール「(センター:後藤理沙子)をパフォーマンス。意外な楽曲で意外なメンバーがセンターを務めるという見どころ満載なステージに会場のボルテージも一際アップ。
アンコールでは、珠理奈が「発売日当日にメンバー全員で、アピールできる場が嬉しいです。メンバーはもちろんファンの皆さんの盛り上がりを見て、改めてSKE48最高だなと思いました! この勢いで進んでいきます」とコメントし、小畑は「発売日当日にライブができて嬉しいです。やっぱりライブの熱さはSKE48にしかないものだなと思います。これからもみなさんと盛り上がれる機会をたくさん作れるように頑張りますので、応援お願いします」とコメントした。
最後に斉藤が「平日のライブにも関わらずこんなにたくさんの人に来ていただいて有難うございます。発売日、いつもは選抜メンバーを中心としたメンバーでのPRが多いですが、SKE48全員が、SKE48のCD発売をお伝えする場があるというのがありがたいなと感じています。いつもお世話になっている馴染み深いZepp Nagoyaで出来て更に嬉しいです! SKE48がだんだん変わって来てるなって感じることができました。もっともっと次は大きな会場でこの景色を見ていただけるように、私たちも頑張っていきたいと思いますので、これからも温かい応援をよろしくお願いします」と挨拶。
その後、再び「意外にマンゴー」をパフォーマンスし、1回目の幕が降りると思いきや、斉藤が突如スタッフにメモを手渡され「珠理奈さんと小畑優奈ちゃんに業務連絡です。名古屋での宣伝はできたので、次は東京会場で宣伝してきてください!」とメモに書かれた指令を読み上げ、会場は騒然。名古屋会場のファンに守られながら、ふたりは東京会場 Zepp Tokyoに向かった。
名古屋会場2回目の公演では、アンコール後に6月26日のチームS公演で卒業を発表した大矢の卒業曲「永遠のレガシー」を初披露。メンバーに見守られながら熱唱したが、歌い終わると大矢は「どうだった?」と軽い口調でメンバーに質問し、しんみりとした会場のムードを一転。感極まって泣いている都築里佳を見つけると「やったー! 泣いてくれたー!!」と、大矢らしく茶化して会場の笑いを誘った。エンディングの「意外にマンゴー」では、今月末卒業予定の二村春香がセンターを務めパフォーマンスし、名古屋会場2回目公演は幕を閉じた。
<東京会場>
一方のZepp Tokyo には、35人のメンバーが集結。名古屋会場と同じく本日発売の「意外にマンゴー」「マンゴーNo.2」「パレオはエメラルド」でオープニングを飾った。MCでは高柳が48グループ史上初の同時開催ライブであることを会場に告げ「“初”って気持ちいいね~!」と挨拶。
1回目のユニットパートは、青木詩織・竹内彩姫・日高優月の3人で「恋よりもDream」を披露。北川綾巴・鎌田菜月・北野瑠華・須田亜香里の4人でNot yetの楽曲「西瓜BABY」をパフォーマンスした。“借り物夏曲メドレー”パートでは、AKB48「Everyday、カチューシャ」で高木由麻奈が、NMB48「ドリアン少年」で松村香織が、乃木坂46「ガールズルール」で大場美奈がセンターを務め、こちらも意外なセンターに会場は大盛り上がり。
2回目の公演では、ユニットパートで高柳と水野が「ここで一発」を披露し、アンコール1曲目の「アイシテラブル!」を全員で披露。珠理奈と小畑も無事に東京会場に到着し、小畑が「この曲の歌詞は成長していく女の子の歌詞で私達と照らし合わせて聴いてほしいですし、これからどう成長していくのかを見ながら聴いてほしいと思います」と挨拶し、『意外にマンゴー』を東京でもしっかりとPRした。最後に、マンゴー色のオレンジのペンライト一色に染まる会場で「意外にマンゴー」を珠理奈と小畑含む37人で披露。大盛況の中、幕を閉じた。
なお、この公演の模様は、8月5日にCS放送・TBSチャンネル1で放送。7月26日には地上波TBSで、公演に向けてのメンバーの道のりなど、舞台裏ドキュメンタリーが放送される。
(C)AKS
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