2017/07/19
jealkbが、7月18日に池袋サンシャインシティ噴水広場にてニューアルバム『IDENTITY』の発売記念イベントを開催した。
ボーカル haderu(田村淳/ロンドンブーツ1号2号)を中心に、2005年に結成されたヴィジュアル系ロックバンド jealkb(ジュアルケービー)。現在 haderuに加え、ドラム elsa、ベース dunch、ギター ebiee、アジテーター hideki、ギター sapotoの6名で活動しており、3年振りのアルバム『IDENTITY』を7月19日にリリースした。この日は、フラゲ日のリリースイベントとあり、大勢のファンがかけつけ、フリースペースにもギャラリーも膨れ上がった。
ミニライブが開演すると、冒頭「日本で一番腰の低いバンドです!」と自己紹介したhaderuは、「hidekiの振付を真似してくれたらいいので」と「GLAY」「SMAP」「長渕剛さん」と名付けられた基本的な手振りをhidekiとともにレクチャー。「いけるか、池袋ー!」との煽りも相まって、1曲目の「OKK-17」で観客をノリノリにさせると、その後のMCでは、「今日は演奏していません。爆音出すと、お店に迷惑をかけちゃうので」とあてぶりを明かして、笑いを誘った。
続いて2曲目の「Packya MaLad」が始まるも、体を回転させるといった振付をやらない客を見つけては、「止めてー!」と3度もやり直しを命じたhaderu。「そんなんで日本の政治が変わりますか?」といったメッセージを投げかけるシーンも。3曲目の「Reverse Bonito」は、高知県出身のメンバーが2人(ebiee、hideki)いることにちなみ、戻り鰹を歌った楽曲。途中からクッション製の鰹を客席に投げ飛ばす演出があり、「鰹に触れたら1年間、風邪をひかないです(笑)」というhaderuの呼びかけもあって、鰹が乱れ飛ぶ光景となった。
続くMCでは、「ずっと(日本)武道館でライブをやりたいなと夢見ながら活動してきて、ようやく自分たちがライブを一番楽しくできるというところにたどり着けた」「今日の4曲だけでなくて、すげー楽しい曲がたくさんあります」とライブの楽しさと、楽曲に自信を覗かせたhaderu。そして4曲目の「ASTROMEN」のイントロが始まったと思いきや、またもhaderuが曲を止め、遠巻きに見ていた制服姿の女子高生やフランスから来たという外国人らを前方に呼び込むと、2回目の「Reverse Bonito」を披露し、再び鰹の乱舞に会場中を熱狂させるのだった。
改めて最後の曲「ASTROMEN」を歌い上げたhaderuは、「jealkbという言葉だけでも覚えて帰ってください。以上、jealkbでした!」との言葉とともに終演。その後は、CD購入者との写メ会で、ファンとの交流を楽しんだ様子のjealkbだった。
◎イベント情報
【NEWアルバム「IDENTITY」発売記念イベントミニライブ&特典会】
7月19日(水)18:00~ ラゾーナ川崎プラザ2Fルーファ広場グランドステージ
※入場無料
◎ツアー情報
【jealkb TOUR 2017 IDENTITY】
7月21日(金)22日(土)東京SibuyaWWWX
OPEN 18:45 / START 19:30
https://jealkb.net/
◎リリース情報
アルバム『IDENTITY』
2017/7/19 RELEASE
<Type-A(CD+DVD)> YRCN-95280 4,000円(tax out.)
<Type-B(CD)> YRCN-95281 3,000円(tax out.)
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