2012/06/25
アコースティックワンマンライブツアーで新曲『ぼくの』を披露し、多くの涙を誘ったばかりのたむらぱん。6月22日 Shibuya eggmanにて【TAMURAPAN 5th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE】を開催した。
◇初ワンマンから5年、同所で過去最大級のライブを
ちょうど5年前、たむらぱんは同所で初のワンマンライブを開催。そんなルーツ的ライブハウスに詰め掛けたファンを前にし、彼女は当時から人気の高かったキラーチューン『責めないデイ』でもって、超グルーヴィーかつエモーショナルに5周年記念ライブの幕を開ける。ひたすら客席へ向けて突進するバンドサウンドに負けじと、明らかに気合いの漲った表情で歌い倒せば、会場は開演3分で凄まじい熱気に包まれていた。
その後も「ちょうど5年前の6月22日にこの場所で初めてワンマンライブをやった、たむらぱんがライブをしております! 5年前がきっかけでいろんな皆さんと出会うことができて、すごく嬉しいと思っています」と感謝を告げつつ、最新シングル『new world』からインディーズ時代の名曲『万月』まで、5周年に相応しい新旧ナンバーを過去最大級の熱量でもって届けていき、MCも過去最短距離でもってファンと濃いコミュニケーションを取っていく。
誰もが汗だくになりながら拳を振り上げ、オイオイコールを叫び、激しくハンドクラップしていく光景は、彼女とバンドのテンションを着々と上昇させていき、梅雨という季節柄も手伝って、会場の湿度も過去最高級に。興奮状態のたむらぱんは「みんな最高だよ! ニューヨークへ行きたいかぁ!?」と叫び出し、どこへでも飛んで行けそうな勢いで、パンクであろうが、ポップスであろうが、みんなと歌って踊ってチョップして大暴れ!
◇世界を変えれなくても“世界観”は変えられる
本編を全速力で駆け抜けたたむらぱんだが、アンコールも「今、裏で気合いを入れ直してきたよぉ!」と、笑顔で登場。そして自身の5年間に想いを馳せつつ「世の中を自分ひとりの力で変えるとか、世界を変えてやるとか、そのぐらいの気持ちはあっても、実際にやるのはなかなか難しいけど“世界観を変える”ことはできるんだろうなということで、こうやって音楽作って、ちょっと良い感じになればいいなっていうのを目指しているんです」と、音楽を続ける理由について語った。
また、本編のセットリストの大半をアッパーチューンで構成していたが、アンコールでも『SOS』『へぶん』とはしゃげるナンバーばかりを連発。最後は近年のライブ定番曲となっている『ジェットコースター』で観客を思いっきり鼓舞させながら、「明日が良く変わりゆく様 笑っていたい」とみんなと共に歌い叫んでいた。
なお、たむらぱんは11月に【TAMURAPAN ワンマンライブ全国ツアー】を開催。東京公演は30日 SHIBUYA-AXにて敢行することが決定しているので、ぜひ足を運んでみてほしい。
◎ライブ【TAMURAPAN 5th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE】
06.22(金)Shibuya eggman SET LIST:
01.責めないデイ
02.ちょうどいいとこにいたい
03.バンブー
04.ズンダ
05.マウンテン
06.new world
07.ハレーション
08.シーン
09.万月
10.ラフ
11.フロウハロウ
12.ぶっ飛ばすぞ
13.ハリウッド
14.ハイガール
15.フォーカス
16.チョップ
En1.SOS
En2.へぶん
En3.ジェットコースター
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