2017/06/22 14:40
元ワン・ダイレクション(1D)のゼイン・マリクがUKのイブニング・スタンダードとのインタビューに応じ、有名人として注目され続けることや、イットガールのジジ・ハディッドとの交際、そしてヴェルサーチのカプセル・ワードローブ・コレクションをデザインしたことなどについて語った。
順風満帆な人生を送っているようにも見える彼だが、いつもそうだったわけではなく、1Dがまだ駆け出しだった頃、メンバーの中で唯一空港の出入国審査で厳しい対応を受けていたことを打ち明けた。
パキスタン系英国人の父を持ち、イスラム教徒として育った彼は、「初めてアメリカに行った時、飛行機に乗る前に3回もセキュリティー・チェックを受けたんだ。最初は僕がランダムに選ばれたって言われて、次は僕の名前がシステムに引っかかったとか何とか。で、到着したらまるで映画みたいだった。3時間も空港に止められて、ありえないことを色々聞かれた。当時僕は17歳で、初めてのアメリカ訪問だったし、飛行機から降りたばかりで時差ボケで混乱していた。次の訪問の際も同じことが起きたよ」と明かしている。
人種による選別と言える体験をした彼だが、少なくともインタビューでは、「怒ることで得られるものなんてないと思うんだ。(今の社会の)風潮から来ることだから。彼らが何故そうしなければならないのかも理解できるし」と融和的な姿勢を示している。
ゼインは現在ニューヨークでニュー・アルバムを仕上げているそうで、近々ワールド・ツアーも行うことを示唆している。彼のソロ・デビュー・アルバム『マインド・オブ・マイン』は2016年4月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を記録し、デビュー・アルバムが同チャートで1位に初登場した初の英男性ソロ・アーティストとなった。
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